根尾の滝(飛騨 御嶽山)

根尾の滝
(ねおのたき)

目次
|▶アクセス・行き方
|▶巌立公園
|▶唐谷滝・あかがねとよ
|▶林道歩き
|▶遊歩道 16折
|▶濁河川逆行
|▶根尾の滝
|▶Information

種類
・・直瀑
水系
・・小坂川⇒飛騨川⇒木曽川
落差
・・63m(公)
危険
・・★★★☆☆
体力
・・★★☆☆☆
時間
・・入口から60分程
】【🚘】【🏞
】【💧
【🌺】R3.5.3

落差や滝種などは完全な憶測である場合もございます。その点はご了承ください。
タイムは基本的に休憩なしのハイペースで進んだ場合に基づいています。

🔗外部リンク
小坂の滝めぐりHP▶https://www.osaka-taki.com/

岐阜県の山間部の道路は冬季閉鎖などもあるため、道路規制情報は確認しておいた方が良いでしょう🏔
岐阜県 道路規制情報

 

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行き方・場所・アクセス▼

岐阜県 下呂市

根尾の滝は下呂市の北東部、下呂温泉の北東側、御嶽山の西側に位置します📍

周辺は巌立峡小坂滝めぐりなどとも呼ばれており、切り立つ渓谷と支流に200以上の滝が存在するとも言われ、滝の名所となっていますが普通に見ることができる滝は限られます🌊

名古屋から下呂高山を通り富山へ抜ける国道41号線、下呂温泉の北側の小坂温泉郷南口交差点から岐阜県道437号線 (飛騨御岳はなもも街道) へ入り巌立峡へ向かいます🛣

県道437号線は途中で湯屋温泉方面へ向かうので、途中からは巌立峡や小坂滝めぐりの案内に従います(=゚ω゚)ノ

 

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ちなみに国道41号線沿い、飛騨川飛水峡のなかなかの見応え🏔
名古屋や岐阜から一般道を通る場合、多くの場合ココを通ることになります🛣

県道437号線沿い、途中にある道の駅 南飛騨 小坂はなもも🚘
小坂川沿いにあり、なかなか良い雰囲気(∩´∀`)∩
最終休憩などにはちょうど良さそうです🌳

この先小坂川沿いに案内に従い進んで行くと巌立公園へと出ます🏞
根尾の滝へはさらに林道を進んで行きますが、まずは巌立公園を目指します🐾

 

 


巌立公園▼


凄まじい溶岩による岩の巌立( ゚Д゚)
基本的に観光で来るのはココまで🚘
ちなみにこの少し下流にも小坂温泉郷 下島温泉があります♨
この先は少なからずトレッキング、登山、場合によっては沢登りの準備が必要になります🐾


岩の麓には美しい流れ✨
ココで小坂川は根尾の滝が掛かる濁河川と回廊の滝などがある椹谷とに分かれます🌊
それにしてもすさまじい岩です👀

 

 


唐谷滝・あかがねとよ▼

巌立公園の先も林道は続いており、少し進んだところで唐谷滝とあかがねとよの2つの滝が掛かります🌊
が、途中から路面舗装が無くなるため車によっては巌立公園から歩きます🐾

ココにも駐車スペースがありますが、2~3台分くらいしかないです🅿
この先駐車スペースもなくすれ違いも困難なので、やはり場合によっては巌立公園の駐車場から歩く方が良いかもしれません🌳

駐車場の横から川の方へ降りれるようになっています(=゚ω゚)ノ


川へはすぐ降りれます🐾
美しい流れに川の分岐🌊
奥の方に唐谷滝、手前の方にあかがねとよが掛かります٩( ”ω” )و

 

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あかがねとよ▼

変わった名前の滝ですが、その形状も変わっています👀
上には林道の橋が掛かりますが、それも含めていい感じです🌊

 

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唐谷滝▼

こちらも小ぶりながら印象的な滝🌊
まるで岩のドームに囲まれたような形状です( ゚Д゚)
柱状節理が凄いです👀




 

 


林道歩き▼

唐谷滝からさらに林道を進んで行くと、やがて根尾の滝分岐が出てきます👀
バイクならここで停めれそうです🏍
そして林道はこの先通行止めになっています✖

一応注意書きしておきますが、何年か前の災害で根尾の滝遊歩道の吊り橋が流されて以降、基本的には遊歩道は通行禁止になっています✖
無断で入った場合、何かあっても完全な自己責任となるので覚悟しておきましょう👀

2021年現在ではガイドツアーで行くことができるようなので、▶小坂滝めぐりHPを参照してみてください(=゚ω゚)ノ

 

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さてまずはココから根尾の滝駐車場まで3km🌳
以前はそこまで来るまで行けたようで、駐車場からは往復約2時間が目安となっています🐾
このページの参考タイムも駐車場からのタイムです⌚



まず橋を渡りますが、ココは歩行者専用です🐾
そしてココからしばらく林道歩きになります🌳
駐車場までは早くてざっくり30分といったところ(=゚ω゚)ノ

 

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とんびき平・中崎台湿原▼




林道に入って少しして湿原が出てきます🏞
林道の反対側も木が生えて分かりにくいですが、水が溜まって湿原のような土壌になっています👀
その先で道が分岐、左側から来る道は巌立公園へ続いているようです🐾

 

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ではこの先へ進んで行きます٩( ”ω” )و
この先はひたすら歩きます🐾

しばらく進むと道が分岐👀
先ほどバイクを停めていた林道をまっすぐ進んだ先の道の一部と合流🌳
案内が立っているのでそれに従い左の方へ登って行きます🐾

途中で根尾の滝の掛かる濁河川の流れの音が聞こえます🌊
この辺から先所々で木々や苔の美しい所が出てきます🍃🌱
:何故か途中から復活する路面舗装👀

 

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根尾の滝駐車場▼

林道の登り傾斜がややきつくなってきた少し先で駐車場が出てきます(=゚ω゚)ノ
昔は普通にココまで車で来れたようです🚘

 

 


遊歩道 16折▼

駐車場の先も路面舗装が無くなるものの林道が続いています🌳
入口はどこぞや?、といった感じですが、林道を少し進んだ先にありま(=゚ω゚)ノ

ちなみに参考タイム60分はココからのタイムになります⌚
その前を合わすと、どこで駐車するかによっても変わります(´・ω・)
では出発٩( ”ω” )و


とりあえず最初はほとんど平坦な道なのですが…
旧御嶽山登山道と書かれた看板👀
その少し先で熊鐘🔔
そして16折と書かれた看板(´・ω・)

熊鐘から下りに差し掛かります🌳
少し進んだところで急傾斜の下りが始まります🐾

 

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16折▼

看板にあった16折とはこの急傾斜の下り坂の事で、その名の通り16回の折り返しがあり、急な斜面をジグザグに下っていき感じになります⛰


折り返し点には〇/16といった感じで何番目の折り返し化の表示があります( *´艸`)
かなり急な下りなので帰りがしんどそう(;´Д`)
7番目か8番目くらいから少し傾斜が増し足場がやや悪くなります🌳


こんなこと言うのもなんですが、急傾斜とは言えこの辺は道もわりとしっかりしており、登山等に精通している人にしてみれば普通の登山道といった印象ではないかと思います👀

上を振り返れば美しい緑の情景(*‘∀‘)
こういった些細な絶景がたまらなく癒しとワクワクです🍃

 

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16番目の折り返しの辺りまで来れば川の流れの音も聞こえてきます👂
そしてやがて見えてくる濁河川🌊


川まで降りると吊り橋が見えてきます👀
が、警告にあった通り橋の床がありません( ゚Д゚)
吊橋の高さ自体は川からそこそこ高い位置にあるのですが、これが流失するって…
一体どんな激流だったのでしょう(´・ω・)❓

 

 


濁河川逆行▼

さて結論から言うと、増水などしていなければ普通に川を直接渡って対岸の橋の先の遊歩道へ行くことはできます🐾
また源流釣りをしている人や、トレッキングに来ている人の姿も、この吊り橋の辺りまではポツポツといる様です👀


とは言え遊歩道は一応通行止めとなっているので、極力使わない程でココからは川を直接登ります🐾
(時間があったら巌立から川を直接登りたかったのですが…)
少しの間広々としたゴーロ帯🌊


その先川は二手に分かれます(=゚ω゚)ノ
一件真っすぐが本流っぽく見えますが、左から来る川が濁河川本流🌊
:濁河川本流
:兵衛谷

根尾の滝へは左の濁河川本流を逆行しますが、兵衛谷にも多くの滝が掛かります🌊
龍門の滝や千畳滝、材木滝などはガイドの申し込みと入林許可を経てコースが用意されているようですが、曲り滝はコース案内が無いためココから直接川を進まなければ見れないのかもしれません📖
また機会があればそちらへも行ってみたいと思います(=゚ω゚)ノ

 


ということで、濁河川を登って行きます🐾
ぶっちゃげた話がココから根尾の滝まで、沢登りとしての難易度は非常に低いです🌊
ただ、この辺りは夕立が多いらしく、天気の急変には気を付けたいところ⛅


奥に見える山々がいい感じ⛰
美しい川原を進んで行くと、やがて広々としていた川原もやや狭まります👀

そして両岸岩に挟まれた所が出てきます(‘Д’)
この辺りから渓谷らしさが増してきます🌳



一面水の廊下(‘Д’)
深みはなく薄く張った水とその透明度が素晴らしい景色を創っています🌊

この先もキレイな流れが続きます(∩´∀`)∩
ちなみに濁河川は上流の方はその名の通り温泉で濁った箇所があるようで、この辺りも何となくそんな名残が見られます👀


ゴロゴロした岩の合間は火山性の黒い土🌋
これを踏んだ後は気を付けないと思いがけず滑ったりします(;´・ω・)

少ししてまた両岸岩に挟まれた所が(‘Д’)
ココは先ほどのように全面水が張っているわけではないのですが、何やらその先にとてつもない気配を感じます(´・ω・)

 

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あまどり岩▼

ただならぬ気配の正体はコレ(=゚ω゚)ノ
The火山岩⊂⌒~⊃。Д。)⊃


まぁなんせデカい(*‘∀‘)
コレ一体何十mあるんだろ❓
ココだけでもすさまじい見応え、圧倒されますね(∩´∀`)∩
下の流れも非常に美しいです🌊✨

 

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この先も美しい川原🐾
この辺はゴツゴツした箇所が続いて行きます👀
渓谷らしさもさらに増し、日当たりも良く最高のロケーション☀

 

最後の方は落ち着いた川原(∩´∀`)∩
流れも美しいですが木々や草の感じが素晴らしいです🌳
やはり日本の滝百選に入るような滝は、こういった前座の時点で違いますね(=゚ω゚)ノ


最後は美しい川原に木々や草、そこに苔の美しさが加わってきます🌱
この辺は平坦な美しい川原を進んで行く感じ✨
こういった川自体の美しさを堪能できるのが沢登りの醍醐味の一つ🌊

 

 


日本の滝百選 根尾の滝▼


やがて左側から遊歩道が合流してくると、その先に根尾の滝の姿が見えます(*‘∀‘)
当然近くまで寄ってみます🐾
案外広々とした滝前で日当たりもとても良いです🌊





滝を形成する岩壁の感じがものすごくて特徴的です( ゚Д゚)
少し下流からなら右岸 (向かって左側) を巻いて行けそうです👀
この上流には馬鞍の滝があり、コレがなかなか正体不明で詳しい姿が分からないのですが、ある程度大きな滝ならまたそのうち言ってみたいと思います🌊

 


滝前横の岩もなかなかいい感じ🌱
下流側を見ても美しいです(∩´∀`)∩

落差63m、幅5mの細身のスラっとした滝なので一見分かりにくいのですが、この滝水量がかなり多いです🌊



滝前の流れがまたキレイ(∩´∀`)∩✨
上を見ても下を見ても素晴らしいです⊂⌒~⊃。Д。)⊃
正直思っていたよりかなり見応えがあり素晴らしい滝でしたね🌊


 

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迫力度・・・・★★★★☆
幻想度・・・・★★★☆☆
清流度・・・・★★★★☆
到達感・・・・★★☆☆☆

御嶽山系西側のボス、日本の滝百選 根尾の滝。
凄まじい水量と水しぶき、地響きを起こすような轟音、凹凸が激しく高くそびえ立つ岩壁、蒼く澄んだ流れ、名瀑としての素晴らしい要素が凝縮されたかのような滝と言っても過言ではないでしょう。
巌立やあまどり岩といった巨大な火山岩も巨大で迫力があり、濁河川の清流に唐谷滝などの小滝、両岸岩に挟まれた廊下など、見どころとなる箇所も多いです。

 

 


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