六字の滝(吉野)

六字の滝
(ろくじのたき)

目次
|▶データ・動画
|▶行き方・場所・アクセス
|▶洞門の滝越え
|▶幸次郎窟
|▶煙突滝(浄門の滝)
|▶多治良淵
|▶竹林院谷分岐
|▶六字の滝
|▶Information

 

データ・動画▼

種類
・・段瀑、分岐瀑
水系
・・吉野川⇒紀の川
落差
・・50m(推)
危険
・・★★★★☆
体力
・・★★★★☆
時間
・・入口から210分程
【🚘】【💧 撮影日
【🍃】H28.6.26
【🍃】R3.8.30

落差や滝種などは完全な憶測である場合もございます。その点はご了承ください。
タイムは基本的に休憩なしのハイペースで進んだ場合に基づいています。

🔗外部リンク
大峰や高台は険悪な立地なため自然災害も多いので、道路交通情報は見ておいた方が良いでしょう🚘
奈良県 道路規制情報
和歌山・奈良・三重 合同道路規制情報

 

ホテル・宿泊予約はコチラ!!
おすすめサイト3選(click👇)

 

 


行き方・場所・アクセス▼

奈良県 吉野郡 天川村

六字の滝は吉野川の源流部の支流、大峰山 山上ヶ岳を源とする上多古川流域に位置します📍

国道169号線から上多古林道へ入り終点まで進み、阿古滝道に入ってすぐの天竜の滝の上から入渓し、川を直接逆行します🐾

下流には洞門の滝が掛かり、六字の滝へはそれを越える必要があります🌊

ココでは洞門の滝から六字の滝までを見てみたいと思います(=゚ω゚)ノ
洞門の滝までは▶洞門の滝を参照してください👈

 

 


洞門の滝越え▼

洞門の滝👉
まずはこの凄まじい岩壁に掛かる洞門の滝を越えていきます٩( ”ω” )و

川をを渡り洞門の滝の目の前を通り過ぎ、右岸 (向かって左側) から巻いていきます🐾

滑りやすい足場なうえに草がボーボーで足元が非常に見えにくいので十分に注意が必要です🌳

草だらけの所を越えたら今度は一転、全然草の無いガレ場になります👀
このガレ場は手前から見るほど急ではないですが、一度でも滑ると間違いなくただでは済まないでしょう⚠



途中で垂れる雫💧
油断できぬところにあるのになぜか妙に癒しです👀

この先また少し草木が出てきます🍃
割れ目のようになっている所が最後の修羅場、十分気を付けて❕

 

ーーーーーーー

洞門の滝の落ち口▼
洞門の滝の上流まで出たら適当なところで川へ降ります🐾
ココからさらに道は険しくなります🌳

 

 


幸次郎窟▼

少し進んだ先で、ぐるりとS字カーブになった幸次郎窟という洞窟みたいな場所が出てきます💧



幸次郎窟の中は真昼でも日の届かぬ半洞窟( ゚Д゚)
自然のすごさと不思議が詰まっています🍃
しかし幸次郎窟を抜けた先には大きな滝があり行き詰まり🌊
この辺りも水がキレイです✨

 

ーーーーーーー

この辺りからがこの谷の核心部でしょう👀
この幸次郎窟がまず自然の強大さを感じるところです🍃
ココは直接はおそらく越えられませんので、幸次郎窟の入口まで戻って幸次郎窟ごと左岸 (向かって右側) から巻き上がります🐾


ある程度登った所で岩壁に阻まれるので、そこで川の方へ寄って行きます🐾
途中かすかに踏み跡やロープなどがあります👀

川の横まで進むと幸次郎窟が上から見えます(*‘∀‘)
そして幸次郎窟のすぐ上流にも大きめの滝があり、そこは凄まじいゴルジュになっていて直登は間違いなく不可( ゚Д゚)


このゴルジュ滝の上流まで出たら今度は川への降下ポイントです📍
かなり断崖気味なので、細い足場を少し進んで行きます🐾
ココは足場が細いうえに草が邪魔し、更に滑りやすく危険⚠
十分慎重に気を付けて進みます(;´・ω・)

 

ーーーーーーー

これを越えたところでまた小滝(‘Д’)
案外直登できそうでできません(;´・ω・)

以前訪れた時の様子▼
水量が多い時は勢いよく流れがヒョングリます( *´艸`)💦

 

ココは滝壺の手前から右岸 (向かって左側) を巻き上がります🐾
草がボーボーで、ルートが非常に読みにくいので注意👀
途中岩壁をよじ登る所がありますが、ココが非常に危険⚠


けっこう最後まで草がボーボーで足元が分かりにくいので十分注意が必要です👀
そして川へ降りるポイントが分かりにくいです(;´・ω・)
焦らず安全そうな所をちゃんと探し、慎重に動きましょう🐾
最終的には先ほどの滝の上の滝の上流に出たところで川へと降りてきます(=゚ω゚)ノ

 

 


煙突滝(浄門の滝)▼

これを越えたらこんどは落差20mくらいの煙突滝が立ちはだかります🌊
かなり岩が迫ったところに流れる一筋の中規模の滝(*‘∀‘)
見応えはありますがあれは確実に直登は無理、次から次へと高巻きで少しうんざりしてきます(;´Д`)


これを越えるのがまた大変(;´・ω・)
右岸(向かって左側)から巻き上がります🐾
ココも結構危険です⚠

途中で見える煙突滝🌊
一筋にまとまって流れるため滝壺より前からはハッキリとは見えませんでしたが、ココからだと良く見えます(∩´∀`)∩
が、少し川に寄るため少々危険⚠

ココもルート取りがかなり重要になってきます📍
かなり傾斜がきついので滑落には十分注意❕
高巻きすぎにも注意(=゚ω゚)ノ


煙突滝の上流へ出てもなかなか川へ降り立つポイントが無く、斜めで滑りやすい斜面を上流側へ進みます(´・ω・)
川の方を見れば煙突滝の上にいくつかまだ子滝が連続し、ちょっとしたゴルジュを形成しています🌊


やがて半分枯れた小さい支流が出てきます👀
そこからなら比較的安全に川へ降りれそうです(´・ω・)
まだ多治良淵越えが残っていますが、この煙突滝越えがある意味最後の難関かもしれません🌊

 

 


多治良淵▼

川に降り立ったらやっとひと段落です(;´Д`)
きれいな開けた滝前に出ます🌈✨
ココは多治良淵(=゚ω゚)ノ



綺麗な水面です✨
上を見上げても射し込む光がキレイ(*‘∀‘)
まるで楽園のような景色🏞

 

ーーーーーーー



多治良淵は左岸 (向かって右側) から巻いて行きます🐾
中途半端な巻きでは行き詰まるため、少し高めに巻きます🌳
ちょうど落ち口の横の岩ごと越えるような感じです(=゚ω゚)ノ

ある程度登ると上流側へ寄って行きます🐾
さらにかすかな踏み跡のようなものも出てきます👀
やがて上流に出たら焦らずに川に降りれそうなとこまで進みます🌊

 

ーーーーーーー

川に降りたらとりあえず高巻きポイントはこれまで(=゚ω゚)ノ
巨岩が横たわりやや傾斜もありますが、比較的落ち着いたきれいな川原を直接進んで行きます٩( ”ω” )و





 

 


竹林院谷分岐▼

多治良淵越えてしばらく進んだところで開けた大きな分岐が現れます🌳
まっすぐ行くと▶阿古滝方面(=゚ω゚)ノ
右側が竹林院谷で六字の滝方面になります🌊

水量によっては正面の流れが無かったりしますが、大きな分岐なのでココまで来ればすぐに分かると思います(=゚ω゚)ノ
ちなみに六字の滝を越える場合はココから竹林院谷の右岸 (向かって左側) を登って行きます🐾


阿古滝方面▲
川沿いにまっすぐ🌊

右から合流する方が六字の滝方面(=゚ω゚)ノ
六字の滝が掛かる竹林院谷▼


竹林院谷の正面には細い支流の滝が掛かります🌊

六字の滝へは右側の竹林院谷へ入ります🐾
洞門の滝からココまで巻きの連続で結構疲れます(;´Д`)
しかし六字の滝はもう目の前です٩( ”ω” )و
ラストスパート一気に行きましょう❕



このでっかい岩が2つ並んでいるとこまで来たらもはや目前٩( ”ω” )و
急傾斜のゴーロ帯なので結構しんどいですが、すぐに見えてきます👀

 

 


六字の滝▼




名前通り六の字のような姿をした滝🌊
急傾斜の上のなかなかすごいところに流れ落ちており迫力があります( ゚Д゚)
滝を構成する岩壁も凄まじいです(;’∀’)

少し近づいて違う角度から👀
案外滝前は自由に動けます🐾


 

左側は物凄い岩壁ですが、プロはこれを右岸 (向かって左側) から大きく巻き上がり山上ヶ岳にでるそうです(‘Д’)
信じられない体力と気力ですね…


ちなみに山上ヶ岳は女人禁制なため、女性 (もしくは女性連れ) はココから分岐へ引き返し阿古滝へ登りそこから阿古滝道へ登り入口まで戻ります🐾
というか、特に山頂へ行く目的が無い場合は六字の滝の方が分岐から近いため、最後に阿古滝へ行き阿古滝道へ出る方が良いです🌳

上多古川本流は下るには少々危険⚠
阿古滝道はかなり不明瞭で半壊した箇所もありますが、まだ安全に下山できます🐾

 

ーーーーーーー

前回訪れた時の六字の滝🌊
この時は水量が多く、より綺麗な六の字を描いています(*‘∀‘)


前回はここから引き返し川を下りましたが、途中道を間違って進んだため洞門の滝の右岸はるか上から非常に恐ろしい懸垂降下を強いられました(;´・ω・)
やはり今考えてもこの川は直接下るには少し危険です⚠

 

ーーーーーーー

 

ーーーーーーーーーーーーーー

迫力度・・・・★★★☆☆
幻想度・・・・★★★★☆
清流度・・・・★★★★☆
到達感・・・・★★★★★

実際に見たら分かりやすいのですが、物凄い位置にあります。
急傾斜の巨岩のゴーロの上に乗っているうえに幅もあるので、ぱっと見もっと大きく見えます。
滝壺らしい滝壺はありません。
この滝までの道中の滝達も個性があり見ていて飽きさせません。
難易度もそれなりにあり沢登りに慣れた方にはおすすめです。
ただし危険箇所も多いので、無理はしないようにしましょうね。

 

 


Information

上多古川流域の滝▼


洞門の滝へ戻る
(本谷)

阿古滝へ進む
(阿古滝谷)

牛呼の滝
(上谷)

昇龍の滝
(矢納谷)

赤滑朽木滝
(矢納谷)

光輪滝
(矢納谷)

偽光輪滝
(矢納谷)

 

ーーーーーーー

ホテル・宿泊予約はコチラ!!
おすすめサイト3選(click👇)

 

ーーーーーーーー

ページ先頭へ戻る

奈良県の滝に戻る
近畿の滝に戻る
日本の滝一覧に戻る

 

TOPに戻る