滑川大滝(羽前 吾妻)

滑川大滝
(なめかわおおたき)

目次
|▶データ・動画
|▶アクセス・行き方
|▶ルート 五階滝まで
|▶ルート ナメ床前半
|▶黒い釜
|▶ルート ナメ床後半
|▶滑川大滝
|▶Information

 

データ・動画▼


分岐瀑
落差…80m(公)
・松川⇒阿武隈川水系
・吾妻連峰系
🏆日本の滝百選
危険
・・★★★☆☆
体力
・・★★☆☆☆
時間
・・駐車場から40分

・撮影時期
R2.10.20

落差や滝種などは完全な憶測である場合もございます。その点はご了承ください。
タイムは基本的に休憩なしのハイペースで進んだ場合に基づいています。

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山形県 道路規制情報

 

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行き方・場所・アクセス▼

山形県 米沢市

滑川大滝は米沢市南部、山形県と福島県の県境付近、吾妻連峰の北側に位置します📍

福島から秋田まで東北の真ん中を縦断するように伸びる国道13号線から山形県道154号線232号線と進み、JR板谷駅の先で分岐する林道から滑川温泉へ向かいます♨

林道終点には歴史を感じるたたずまいの温泉宿滑川温泉 福島屋があります(=゚ω゚)ノ
手前の分岐を登って行った先の姥湯温泉もとても良さそうですよ♨

 

元々は滑川温泉 福島屋の奥から滝展望所まで遊歩道が伸びていたのですが、20015年から入り口の橋が老朽化のため通行止めになっており、2020年現在は川から直接登らないと見ることができません(´・ω・)

余談ですが、日本の滝百選を選ぶ際に米沢市は白布大滝を推しており、通行禁止になって数年たつ事なども踏まえると、橋の復旧はないかもしれないと思ていたのですが、実は遊歩道復活の動きもあるようです(=゚ω゚)ノ
詳しくはコチラ▶https://camp-fire.jp/projects/view/455788

 

滑川温泉 福島屋の手前にある滑川橋の横から川へ降りることができ、橋の正面で川は分かれています🌊
滑川大滝へは福島屋の方へ伸びる川ではなく、橋の正面に伸びる前川大滝沢を登ります🐾

 

ちなみに冬季は道路が閉鎖されるため、JR奥羽本線 峠駅から歩きとなりますが、おそらく川には入れるような状態ではないのではないかと思います⛄

JR奥羽本線 時刻表
・・・福島駅~青森駅
・・・(峠駅下車)

 

 


ルート 五階滝まで▼

さて川を直接登るという事は、沢登りの服装が必須になります🌊
まぁ難易度自体は初心者向けの優しいレベルだと思いますが、気を抜かぬように(=゚ω゚)ノ

川へ降りて少し進んで振り返ると山々の紅葉が素晴らしいです(∩´∀`)∩
ちなみに雪解けの増水時は川を直接渡れそうにない急流の箇所も多く、慎重な判断が必要になります⛄
多分増水した時に万が一流されたりしたらあの世行きでしょう(;´・ω・)
:通常
:増水時

 

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五階滝▼

川に降りて少し進んだら正面に大きな滝が見えてきます👀
滑川大滝ではありません(´・ω・)
五階滝です🌊

この五階滝は支流から本流に流れ込む流れで、本流の斜瀑の落ち口にドンピシャで落ちています( ゚Д゚)

遠くから見ると一見大きな段瀑のように見える面白い滝です(∩´∀`)∩
別でページを設けているので良かったら▶コチラを参照してください(=゚ω゚)ノ

滑川大滝までのルートでココを越えるのが最も緊張する所ではないかと思いますが、右岸側 (向かって左側) の岩伝いに越えていけます🐾


五階滝の正面まで登ったらその横から本流が続いているのが分かります🌊
五階滝もかなり傾斜は緩めで、直登できそうです🐾

 

🐾🐾

 


ルート ナメ床前半▼

五階滝から先は橋のとこで見たような赤茶けた滑がしばらく続きます👀
このナメがまたキレイなんですよねぇ~(∩´∀`)∩




赤茶けた岩が紅葉にプラスされて全体的に赤い雰囲気に( *´艸`)
五階滝を越えたらあとは右行き左行きでどんどん進んで行けるかと思います🐾
直登できる傾斜も多く楽しいですね(∩´∀`)∩
このキレイなナメと紅葉を堪能しながら進んで行きます🌊



 

🍁🍂

 


黒い釜▼

ココまでにも滝壺の色にはなんか不思議な印象を受けますが、中でも深くて特徴的な美しさを放つのがこの釜▼(=゚ω゚)ノ


浅い所は極めて透明なんですけどねぇ( ゚Д゚)
黒いけど微妙にエメラルド色がかって輝き澄んでおり、まるでブラックダイヤの様です✨✨
この感じ、山口の寂地峡とよく似ています👀
水中で撮って見たらこんな感じに( *´艸`)




深い(;´・ω・)
あんなナメ岩が水に掛かればこれほど削り取られるのですね💦

 

さてナメゾーンはココでちょうど中間くらいかな(‘ω’)❓
広々と広がる岩の床に見晴らしも良く、滑川大滝までの核心部と言えそうです🌊
ココは直登していきます🐾

 

🌊

 


ルート ナメ床後半▼

黒い釜を越えるとナメ床ゾーンの後半へ差し掛かります🐾
一面に広がるナメ岩床だったのが、ココからは両岸にゴロゴロ岩が詰まってきます👀



両岸に岩が詰まってきたとは言え相変わらず川底はずっと赤茶けたナメ岩なのですが、傾斜は前半と比べてほぼ無く平坦な川原が続きます🌊

岩だけでなく木々も迫ってきます🌳
少し離れた所に見えていた紅葉も近くなってきます🍁

 


しばらくして川は右にカーブしてちょっと大きめの釜があります🌊
ここは右岸側 (向かって左側) からぐるっと回って越えていきます🐾
その先は秘境感漂うナメの河原です( ゚Д゚)


山の天気は変わりやすいとは言いますが、奥に入ると急に日が届かなくなってきました👀
下流側の空を見ると晴れているので、奥の方は雲がかかっているといった感じでしょうか☁❓
これはこれで秘境感が増して良い感じです🌳

 

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ナメ終わり▼



川は右にまたまたカーブし、これまで長く続いたナメ床が突然終わります(‘Д’)
ホント自然というのは不思議ですね🌳
そして奥にはただならぬ気配を感じます(*‘∀‘)🌊

 

🏔

 


日本の滝百選 滑川大滝▼



ナメが終わってその先すぐに川はまたカーブして、ついに滑川大滝が現れます🌊
デ、デカい(;‘∀‘)✨
公称落差80mですが、もっとあるんじゃないの❓、っていう感じです👀
多分傾斜が緩めで奥行もあるからでしょうね⛰




正面に回るとまたすさまじい迫力です( ゚Д゚)✨
これはホントに名瀑ですね~(*‘∀‘)
そしてこの巨瀑を間近で見れるというのも醍醐味ですね(∩´∀`)∩

という事で滝の目の前まで行ってみましょう٩( ”ω” )و
こんなに近くでもはや全体を見るのは不可能です👀





それにしてもすごい岩壁です(‘Д’)
断崖でもなく、でもよじ登るのは不可能で、水に削り取られたような、凄みと不思議さの揃った様子👀
浅く広く滝壺もあります🌊




高さもスゴイですが、なんせ幅もスゴイ🌊
立も横もとにかくデカいです⊂⌒~⊃。Д。)⊃

今度はもう少し奥の方へ行ってみましょう٩( ”ω” )و
ココはすごい岩壁です⛰
弱々しく流れもあります👀


登って行くと15mくらいの滝🌊
水は少ないですが滑川大滝の一部みたいな感じの岩肌👀
ポツンと転がる岩が妙に印象的です(‘Д’)
そしてココから見る滑川大滝はウニョんって感じの形です( *´艸`)

 

右岸側、左岸側、正面と、それぞれすごく特徴が変わります(´・ω・)
大きさと幅、ゆるい傾斜のなせる業ですね(=゚ω゚)ノ

 

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迫力度・・・・★★★★★
幻想度・・・・★★★★☆
清流度・・・・★★★☆☆
到達感・・・・★★☆☆☆

高さと幅どちらも高くて広い滑川大滝の第一印象はデカいの一言に尽きます。
水の流れる岩壁も非常に特徴的で、滑らかで優しい流れでも極めて迫力も見応えもあり、超巨瀑にして名瀑でしょう。
道中の長く続くナメ床も非常に見もので、前衛には中規模の五階滝と、コース全体で見ても名所と言えます。
それにしてもこの大きさで増水したらどんな感じになるのだろうか?。
多少のリスクをとっても挑戦してみたいと思わせるほどの素晴らしさです。

 

 


Information

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幕滝(岩代 吾妻連峰)

幕滝
(まくたき)

目次
|▶データ
|▶アクセス・行き方
|▶ルート
|▶幕滝
|▶Information

 

データ▼


直瀑、潜流瀑
落差…55m(推)
・荒川⇒阿武隈川水系
・吾妻連峰系
危険
・・★★★☆☆
体力
・・★★☆☆☆
時間
・・入口から20分

・撮影時期
R1.5.2

落差や滝種などは完全な憶測である場合もございます。その点はご了承ください。
タイムは基本的に休憩なしのハイペースで進んだ場合に基づいています。

🔗外部リンク
福島県 道路規制情報

 

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行き方・場所・アクセス▼

福島県 福島市

幕滝は福島県北部の吾妻連峰一切経山安達太良山の中間あたりにあります(=゚ω゚)ノ
周辺は温泉旅館なども多く、福島の一大観光地です🗻

福島市から猪苗代湖へ続く国道115号線、もしくは二本松から国道459号線を経て国道115号線に入り、西鵜川と東鵜川の間の長いトンネルのところから福島県道30号線 (本宮土湯温泉線) へ入ります🚘🏍

しばらく進み野地温泉和紙嵓温泉など温泉ホテルがいくつか出てきますが、その先の福島県道70号線 (磐梯吾妻スカイライン) と合流する地点の手前で幕川温泉方面へ続く道に入ります♨

あとは林道沿いにまっすぐ進んで行くと、水戸屋や吉倉屋などの温泉旅館とその手前に駐車場が出てきます(‘ω’)

ちなみに幕川温泉付近は5月ごろでも雪が残ります⛄
山間に入ってくるととてもに眺望が良いですが、時期によっては横風が非常に強いので注意です👀⚠

 

🏍

 


ルート▼

温泉旅館手前にある駐車場所▼
5月ごろはまだまだ雪が残ります( ゚Д゚)
さすがは東北地方です(‘ω’)

 

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幕川温泉▼
駐車場所から少し歩いて行くと温泉旅館が見えてきます🐾♨
ここらの宿に泊まりの場合は宿の駐車場に停めます🚘🏍
とても景観の良いところです(∩´∀`)∩

 

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幕滝への入口▼

幕滝の入り口はど真ん中にあります(=゚ω゚)ノ
黄色の吉倉屋旅館の看板の後ろにシレっと幕滝の看板が立っています( *´艸`)
ココから旅館の裏を抜けて遊歩道へ出ます🐾🌳



 

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遊歩道▼

基本的に遊歩道があり、距離的にもそれほどではないため難易度はLv.2と言いたいところなのですが、所々で橋などが崩壊しかけた箇所があるためLv.3としています(‘ω’)



この日は雪で序盤はほとんど遊歩道が埋もれてしまっています(;´・ω・)
仕方がないので踏み跡や看板を頼りに進みます🐾
少し奥へ進んだら川の音が聞こえてきます👂🌊

おそらく遊歩道もそちらへ続いていることでしょう🌳
川の方へ降りたらその先は雪が積もっていてもこの日は何とか道が分かりました(∩´∀`)∩




川へ降りた先からはやや道があれている箇所が出てきます(´・ω・)
5月でこれですから、冬場の雪の積もり方を考えると荒れて当然かもしれませんね( ゚Д゚)

 

途中の細い支流▼:
湧き出る温泉▼:


最後に川が右にカーブしそれを渡る橋があります🐾
しかし最後のこの橋がわりとガタガタなので気を付けましょう⚠
雪越しに幕滝が見えます( *´艸`)

 

 


幕滝▼

大きな本流と岩から湧き出る潜流がセットになった見応えのある滝です(=゚ω゚)ノ
この日は雪解け水などもあり豪快な水量🌊✨
雪で見えなくなった遊歩道を勇気を出してきた甲斐がありましたね~(∩´∀`)∩




この辺りは温泉地帯♨
途中にも温泉が湧き出て川に流れている箇所があったように、この川自体温泉が混じっているため水はやや淡く濁っています( ゚Д゚)
しかし微妙に岩に生えている緑がまた美しいです🌱



滝前は岩壁に囲まれているため、飛沫が飛び交っています💦
普段よりも水量も多いため少し滞在しているだけでビチャビチャ(;´・ω・)
徐々にカメラも服も汚染されてゆくw





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迫力度・・・・★★★★☆
幻想度・・・・★★★☆☆
清流度・・・・★★☆☆☆
到達感・・・・★★★☆☆

豪快な本流の直瀑に幾筋の潜流瀑と、違った特性の滝が一度に楽しめるお得で嬉しい滝です。
本流の滝は落差も高く荘厳な岩壁と合わせて迫力があり、潜流瀑は対照的に静かに滝壺へと流れていきます。
基本的にあまりないタイプの滝なので一見の価値はあり、また遊歩道も一応ある事から沢登りなどなしでもいけます。

 

 


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