双門の滝(石の双門)(裏双門)

双門の滝(そうもんのたき) 石の双門・裏双門
奈良県吉野郡天川村

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種類・・直瀑(裏双門滝)
水系・・熊野川
落差・・?m
日本の滝100選
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危険・・・★★★★☆
体力・・・★★★★☆
時間・・・入口から180分程(石の双門)
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アクセス▼
国道309号線沿いに入り口があります。
入り口までの道のりはさして分かりにくくはありませんが、道が狭いのと路面が悪いです。落石にも注意です。


H27.8.27


前回は大滝、一の滝・二の滝・三の滝は見たのですが、石の双門をまだ見ていないのででリベンジです٩( ”ω” )و
基本的に途中までは遊歩道を進んでいきます🐾
大滝までの詳しい行き方は▶双門の滝を参照してください。
三の滝へは▶(その2) 紅葉・二の滝・三の滝を参照してください。

ココを登るのはこれで4度目になりますが、相変わらずの景色たちです( *´艸`)
天気も良いので非常に景観が良く、川や水が残暑の暑さには程よく気持ち良いです🌊✨



このコースは個人的に大好きで、何度来ても良いです(∩´∀`)∩
そして双門大滝は何度見ても飽きることがありません✨✨

さて、今回はここからが問題です(=゚ω゚)ノ
石の双門へは遊歩道は無く、明確な目印も無いため、無理やり自力でいかなければなりません(;’∀’)

双門の滝のテラスからハシゴを登っていくと、ほどなくして遭難者の慰霊碑が右側の景観の良いところにあります(‘Д’)

ここに来るまでの間に、写真▼のようにワイヤーが左側の山側に向かって伸びている所が何カ所かあります👀

このような所が良く見ると2・3ヵ所あります。

どれもワイヤーの伸びる先へと進んでいくと、木にワイヤーがぐるぐる巻きになったところに出ると思います🌳
まだこの先もワイヤーは伸びています(‘Д’)
この先のちょっとした谷みたいになったところも、ワイヤーを左側に目印にしながら越えていきます(=゚ω゚)ノ


その先で、木がバッキバキになったところに出ます( ゚Д゚)
来た道を見失わないように気を付けてください(=゚ω゚)ノ

よく探すとまだワイヤーは奥へと続いていますが、まっすぐはハズレです。
以前そのまま進んで細い川を越えて、開けたとこに出ましたが、その先で行き詰ります(´・ω・)

本当の道はこの木の所らへんから下の方へ降りていきます(=゚ω゚)ノ
良~く探すと木にテープが張ってあるのが見えます👀
しかし非常に分かりにくいです。


私は最初のテープは良かったのですが、3つ目くらいから見つけれれなかったため、木の下の岩壁沿いに降りていき、途中から無理やり降りていきましたが、何と辿り着きました(∩´∀`)∩
左側の岩壁を見失わないように降りていけばたどり着けると思います。

 

石の双門▼

早速中へと入ってみましょう٩( ”ω” )و
しかし、すごく神秘的で、もともと少し雰囲気の違う弥山川逆行コースですが、さらに神がかり的な雰囲気が漂っています( ゚Д゚)



天井の岩からは木も生えています🌳
めちゃくちゃ大きな石の門です( ゚Д゚)✨✨



裏側へ周るときっちり石のアーチになっています(∩´∀`)∩
自然のものとはは思えぬ、まるで人口の造形物のようです( *´艸`)




石の双門の中からの眺めは最高に良いです🏞✨✨
天気が良いので本当に良かったです☀

ただし、石の双門の中はいつ落石があってもおかしくありません。
それも特大の落石も余裕であり得そうです。
出来れば入らない方が良いです。

先に以前来た時細い川を越えてと記しましたが、ピンと来た人もいたのではないでしょうか?( *´艸`)
その細い川こそ裏双門の上流です✨
石の双門から出てさらに山の奥の方へと進みます٩( ”ω” )و

少し行った所に川が出てきます(∩´∀`)∩
以前来た時は増水していたので川になっていましたが、普段はほとんど水が流れておらず、所々水溜まりができている程度です。

この川を下流へ向かって降りていきます(=゚ω゚)ノ
途中から大きな石の溝へと姿が変わります( ゚Д゚)


落ち口付近に大きな倒木があります🌳
ココをさらに降りていきます。
落ち口付近になると、チョロチョロですが水が流れ始めます🌊

裏双門の落ち口▼

ココもかなりの絶景です✨🌳
ただ、落ち口の直前は非常に危険です。
近寄りすぎないようにしましょう。

裏双門👉
双門大滝より高さはあると言われていますがどうでしょう❓


👈前回来た時の裏双門
増水していたので、上流の川にも少なめですが水が流れていました。
うっすらとですが水が流れているのが分かります( *´艸`)

ちなみに石の双門は遊歩道からも少し離れ、ほとんど人が来ることもありません(´・ω・)
この日、石の双門の上はどうなっているか見に行こうと思ったのですが、途中で足元に何か白い塊が…(;’∀’)❓
写真には撮ってませんが、動物の骨っぽいです💀
上半身だけでキレイに白骨化していました。
クマにでも襲われたのかな( ゚Д゚)❓🐻

何となく恐ろしくなったので速やかに引き返します٩( ”ω” )و💦

そして3の滝の下から入り、2の滝の落ち口付近で昼ごはんです🍴
相変わらず良い眺めの場所です👀
このコースでも指折りのお気に入りの場所です🌳



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迫力度・・・・★★★★☆
幻想度・・・・★★★★☆
清流度・・・・★★★★★
到達感・・・・★★★★★

石の双門は入り口の時点で非常に秘境感があり、異世界への入り口かのような神秘的な雰囲気です。
裏に回るとその大きさが直に分かります。
ちなみに双門の滝の双門とは、この石の双門に由来しているそうです。

裏双門は普段はほとんど水がありませんが、ちゃんと川の形をしているのですぐに分かります。
落ち口付近はほとんど岩の床と壁で、険悪な弥山川逆行コースを象徴しているかのようです。

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双門の滝

双門の滝(そうもんのたき)
奈良県吉野郡天川村

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種類・・段瀑・滝群
水系・・十津川⇒熊野川
落差・・80m(大滝)(公)
🏆日本の滝100選
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危険・・・★★★★☆
体力・・・★★★★☆
時間・・・入り口から150分程
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アクセス▼
国道309号線沿いに入り口があります。
入り口までの道のりはさして分かりにくくはありませんが、道が狭いのと路面が悪いです。落石にも注意です。

公共交通機関は、奈良交通バス近鉄電車 下市口駅 から天川川合 (天川村総合案内所) まで来ますが、本数は少ないです🚏
双門の滝入口となる弥山川逆行コースの入り口までは約4kmで徒歩1時間程(;´・ω・)

近鉄電車 南大阪線 時刻表
近鉄電車 吉野線 時刻表
・・・阿部野橋~吉野駅
・・・(下市口駅下車)


新幹線+ホテルセットプラン

 

奈良交通バス
・・・葛城営業所 同川温泉行 or 中庵住行
・・・(天川川合下車)



H27.9.20


入り口の周辺には適当に何台か駐車できるスペースがあります🚘🏍
狭いので交通の妨げになるような駐車の仕方はしないようにしましょう(=゚ω゚)ノ

入り口にはロープがかけられていますがみんなここから登っていきます🐾
入り口からしばらくはゴロゴロした道が続きます(;´・ω・)

ゴロゴロの道をしばらく行くと運命の分かれ道…(‘ω’)
実は今回2度目で、前回間違って通常の登山コースを行ってしまったのです。_| ̄|○
双門の滝へは写真の分かれ道の左側、弥山川逆行コースになります(=゚ω゚)ノ

左側の道を降りていくとすぐに伏流した川原へ出ます👀
ゴロゴロの道ばかりです。

しばらく進むと水が出てきてガマ滝へと出ます💧
この上で取水されているため、ちょろちょろですが、水はびっくりキレイです✨
ガマ滝の横にぶっ倒れた橋がありますが、その辺りから遊歩道が始まります🐾


少し不明瞭なところもあるので、赤テープ等目印を見失わないよう気を付けましょう👀
向こう岸にわたるところまで行けば第一ラウンド終了といったところです(;´Д`)

 

川を渡ってからは登りが急になってきます🌊
ココからがまさに体力勝負となります(;´Д`)
危険度も徐々に増してくると同時に絶景感も増してきます🌳

最初の登りを越えたところに、まさにちょっとしたインターバルゾーンかの様に双門一の滝二の滝が連続してかかります( ゚Д゚)✨
どちらも30~40mクラスの滝です🌊

滝の麓に吊り橋が掛かっています。ココからの眺めは北も南も絶景です(∩´∀`)∩

吊り橋を渡ったらインターバル終了です(=゚ω゚)ノ
休憩場所としてはとても良いので、体力が持たなさそうな場合はしっかり休憩しましょう💧
そしてココから双門名物 ”ハシゴ地獄” が始まります🐾



危険なハシゴ登りの途中、裏双門が見えます👀
:裏双門
普段水量は非常に少なく流れは見えませんが、落差は双門大滝以上だとか。
少し危ないですが、ハシゴ地獄も終盤は開けてきて振り返れば素晴らしい高度感と絶景が広がります🗻👀
下を見れば地獄です。もし落ちたら一瞬で気持ちよくなれそうです👼
ちょっとした気のゆるみが死につながるので十分気を付けてください⚠

登りきると今度は少しだけ下っていきます🐾
そしていよいよ双門の滝テラスへと出ます🌊

双門の滝はこのテラスから眺めるしかできないようです👀
そのうち無理やり滝壺まで降りてみたいですね٩( ”ω” )و

ちなみにこれで終わりではありません(;´・ω・)
このコースは原則下り禁止です(ま、降りている人いますが…)。✖
つまり狼平まで出て通常の登山コースを降りなければなりません🐾
コース全体的にはココからハシゴ地獄のラストスパートです。これを抜けると鬼の登り終了です(;’∀’)

▲登り切ったところ( *´艸`)
大峰連山の山々が見渡せます👀✨
そしてこの辺りになると気温が一気に下がり始めます🌡
休憩の際は体を冷やし過ぎないように気を付けましょう(=゚ω゚)ノ

ココから川原の方へと下っていきます🐾
気を抜けない下りです⚠
体力的にもかなり消耗してきている頃なので警戒を怠らないように❕

しばらく下ると美しい川原に出ます🌊
ここらで第二ラウンド終了といったところです(;´Д`)

ここからはこの極めて美しい川原沿いに進みます🐾
ココまで来たらそれほど急勾配はありませんが、まだ危険な個所はあるので注意してください⚠
ココがまた結構長いので、きれいな水面や絶景を楽しみながら進みましょう🏞

ちなみに川がきれいなだけでなく、見ごたえのある小滝もたくさんあります👀✨



川の分岐を越えたらもうあと少しです٩( ”ω” )و

狼平は開けていて日当たりも良く、休憩や宿泊には良いでしょう( *´艸`)
ただ、環境保護の条件も結構厳しいのでちゃんと守るようにしてください。
これで第三ラウンド終了です💧

ココからは弥山や近畿最高峰の八経ヶ岳明星ヶ岳などへ行けますし、戻るのも良いでしょう🌳
戻る際は、この小屋の手前に吊り橋が掛かっています。
それを渡ると下山ルートです。最初の運命の分かれ道の右側に降りてきます🐾
途中分岐や不明瞭なところもあるので注意してください⚠

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迫力度・・・・★★★☆☆
幻想度・・・・★★★★☆
清流度・・・・★★★★★
到達感・・・・★★★★★

この弥山川は切り立った断崖を流れる逆行困難な川です。
双門の滝は日本の滝100選で最も到達困難ともいわれます。
一応ちゃんとした登山道は整備されているものの老朽化や落石による傷跡、ただでさえ急傾斜で危険を伴うので十分注意してください。

弥山川は水がとてもきれいです。滝は水量もあり極めて素晴らしいもので困難な道のりを行く価値はあります。疲れも吹っ飛ぶとは正にこのことでしょう。

(その2) 紅葉・二の滝・三の滝
(その3)石の双門・裏双門

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