雲竜瀑(下野 日光)

雲竜瀑
(うんりゅうばく)

目次
|▶行き方・場所・アクセス
|▶林道歩き
|▶工事車両用林道
|▶ハイキングコース
|▶雲竜渓谷
|▶雲竜瀑
|▶日光の温泉・ホテル
|▶Information


段瀑
総落差…100m(推)
・大谷川⇒鬼怒川⇒利根川水系
・女峰山系
危険
・・★★★☆☆
体力
・・★★★★☆
時間
・・駐車場から120分程
・撮影時期
R2.1.1
R5.1.24

落差や滝種などは完全な憶測である場合もございます。その点はご了承ください。
タイムは基本的に休憩なしのハイペースで進んだ場合に基づいています。

🔗外部リンク
栃木県 道路規制情報
栃木県 道路公社

 

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行き方・場所・アクセス▼

栃木県 日光市

雲竜瀑は女峰山の南東側にある雲竜渓谷に掛かります📍

日光東照宮の東側で大谷川稲荷川が分岐しており、その先に掛かる栃木県道247号線 (日光今市線) 沿いの稲荷橋の右岸側 (上流に向かって左側) が実質的な入り口となります🌊

神橋交差点のT字路を日光美術館側に進み、美術館を越えた所で出てくる橋が稲荷橋です(=゚ω゚)ノ

稲荷橋まで来れば、ぶっちゃげ後はほぼ林道を道なりにひたすら進むだけで、雲竜渓谷に降りる所までは迷うことはないと思います🐾

 

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公共交通機関では、東武日光駅・JR日光駅から東武バス神橋停留所が最寄りになり、稲荷橋までは神橋からすぐです🚌

で来る場合は、日光宇都宮道路日光I.Cで降り神橋交差点を右折してすぐに稲荷橋ですが、駐車スペースはもうしばらく林道を進んで行った所になります🚘🏍

JR東北本線 時刻表
・・・上野駅~盛岡駅
JR宇都宮線 時刻表
・・・上野駅~黒磯駅
JR日光線 時刻表
・・・宇都宮駅~日光駅
・・・(日光駅下車)

東武鉄道 伊勢崎線 時刻表
・・・浅草駅、北千住駅~伊勢崎駅
東武鉄道 日光線 時刻表
・・・東武動物公園駅~東武日光駅
・・・(東武日光駅下車)

 

東武バス 時刻表
👉日光エリア
・・・湯元温泉・中禅寺温泉方面行
・・・(神橋下車)

 

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日光へのアクセス詳細は▶コチラ参照👈

 

🏔

 


林道歩き▼

稲荷橋の横に雲竜渓谷の看板が立っています👀
ココ👉から上流の方へ向かって進んで行きます🐾

車の場合はココをまだそのまま進んで行きます🚘🏍
林道は途中から細くなってくるので注意しましょう⚠

上流は女峰山へと続き、目前の山々は冬の靄が掛かりいい感じです(∩´∀`)∩

 

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ちなみに余談ですが、道中で初日の出を見るため夜明け前の出立で、上の写真は実際に訪れた日の前日のものです📷

夜の林道は照明がほとんどなく非常に不気味なので、東照宮の参道の東側の通りから林道の合流地点まで抜けていきます🐾

元旦の未明なので、さすがにすでにお参りに来ている人も結構いてます⛩
真っ暗でも林道から1本入ると東照宮の敷地なので雰囲気ががらりと変わります👀

 

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次第に明るくなってきたので先へ進みます٩( ”ω” )و
ひたすら歩きます🐾
本当にただひたすらに歩きます🐾🐾


しばらく林道を登っていくと車止めゲートがあり、車はココの正面に停めれます🅿

林道は車止めの所でぐるりとヘアピンカーブを描き登っていきます🛣

ハイキングコースができて以来、林道はこの先工事関係者以外立ち入り禁止となっています✖

まっすぐ進むと堰堤散策歩道およびハイキングコースに入るので、そちらから進んで行きます(=゚ω゚)ノ🐾

 

🐾🐾

 


工事車両用林道▼

ハイキングコースがちゃんと整備される以前はこの林道を通っていたのですが、先述した通り原則立ち入り禁止となっているので注意しましょう❕
しかし折角なので林道を通っていたころの様子も紹介します(∩´∀`)∩

初日の出(∩´∀`)∩☀



▲2020年の初日の出です🌄
この日は元旦🎍
良い1年になりそうです( *´艸`)

この林道は、と言う過去の渓谷自体が基本的に東向きか南向き、南東向きの部分がほとんどなので、日の出がきれいに見えます✨✨


林道を進んで行くほど標高も高くなっていき気温も下がってきます🌡
東照宮や日光駅周辺は1ミリも雪など積もっていなかったのに、次第に雪が多くなっていきます⛄

随分日も昇ってきて非常に眺望の良い林道です( *´艸`)

 

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稲荷川展望台 日向坊砂ダム▼

雪も深まりさらにしばらく歩くと大きな堰堤があります👀
凍っているわけではないですが水の気配はほぼしません💧
伏流しているのかな(‘ω’)?


この辺を越えて来ると雪もかなり増えてきますが、日も完全に顔を出し雪景色がとてもきれいに映ります(*‘∀‘)

何より肌を指すを通り越して気持ちの良い空気の冷たさが何とも心地よいです( *´艸`)
ココまでずいぶん坂道を登ってきたので標高もだいぶ上がっていると思います٩( ”ω” )و


 

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林道分岐▼

さらにそこから歩いていくと…、
切り立った山々の爽快な絶景が広がります🗻
この光景が見えてきたら雲竜渓谷への降り口までもう少しです🐾

この爽快な景色を見ながら進んで行くと、林道の横から下へ降りていく脇道みたいなのがあり、その先にコンクリの橋があるのが見えます👀
ココから降りていきます(=゚ω゚)ノ


ちなみに少し先でその道に合流する分岐がありますが、こちらの方が早いです🐾
そのまま林道をまっすぐ行くと何処に行くかは行ったことないので分かりません(;´・ω・)
この日はココから先はホントに雪が深くなってきます⛄


しばらく降りたところに開けた場所、分電小屋みたいな小屋とその奥に大きな堰堤、小屋の横に渓谷への降り口があります🐾

 

🚛👷

 


ハイキングコース▼

ではハイキングコースへ向かいましょう٩( ”ω” )و
こちらが正規のルートになります🐾
ちなみにハイキングコースと言うと軽いイメージを持ちがちになりますが、数か所注意ヵ所と川を直接渡る箇所があるので注意しましょう⚠

ヘアピンカーブする林道のわきに車止めゲート、その先からハイキングコースへと繋がっていきます🐾
車止めゲートを越えた先すぐ、川沿いに下流側へ進むと堰堤散策コース、上流側へ進んで行くとハイキングコースおよび雲竜渓谷方面です(=゚ω゚)ノ

そして少し進むと第10砂防堰堤▼
これを渡り対岸へ🐾
普通の橋よりもなんだかワクワクします(*‘∀‘)



堰堤から望む稲荷川( *´艸`)
:上流側
:下流側
なかなかの絶景👀

堰堤を渡ったら一カ所だけ小さな分岐👀
雲竜渓谷へは当然上流側へ進んで行きます🐾

ちなみに下流側へ進んで行くと稲荷川の左岸側から日光市街へ降りるようです🌳

ハイキングコースはしばらくそのまま川沿いに進んで行きます(=゚ω゚)ノ
林道側と違い、この時点で奥にそびえる山々の姿が少し見えてきます🏔


川の方を見ると掘削されたからなのか自然に崩れ谷か分かりませんが、がん壁の様子のすさまじさを見ることができます👀
日光の山々一帯が軟弱地盤と言われるのが何となく分かります( ゚Д゚)


そのまましばらく進んで行くと少し崩れたような箇所が👀
堰堤もこの間2つほどあります🌊
そしてその先で大きな堰堤が見えてきます(*‘∀‘)


 

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日向防砂堰堤▼

このコースの見せ場の一つ、稲荷川砂防堰堤の中で多分最高の高さである日向砂防堰堤(∩´∀`)∩

おそらく40m~50mくらいあるでしょうか?、人工物とは言えココまで来ると普通に立派な滝に見えます🌊
この堰堤はそのまま左岸側から越えていく道が続いています🐾


堰堤の上▼
さすがにこの高さを登ると見晴らしも変わりますね(∩´∀`)∩
雲の中から薄っすらと見える陽光がいい感じ⛅



堰堤の上に着たらそのまま直接川を渡ります🐾
基本砂利に埋もれて流れは少ないですが、場合によっては濡れることを覚悟しておく必要があります🌊

落ち口付近から▼
落ちたらまず終わる高さ(;´・ω・)
しかし高いところが好きな私にはずっと眺めていられそうな眺め👀

堰堤沿いに川を渡ると対岸側に上がっていく道があります(=゚ω゚)ノ
登った先は日向防砂堰堤工事管理用の林道分岐の終点🌳
そのまま林道を登っていくと工事車両用林道へ合流します🐾

 

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再び林道歩き▼

工事車両用林道に合流したらそのまま林道沿いに上流側へ進んで行きます🐾
ちなみに林道は2023年現状この辺りは立ち入り禁止区間外です(=゚ω゚)ノ


しばらくするとハイキングコース後半と林道分岐(=゚ω゚)ノ
林道はこの先も立ち入り禁止ではなさそうなので、そのまま林道を進んでもよさそうです🐾
しかしとりあえずココではハイキングコースへ入ります٩( ”ω” )و


この辺まで来ると雪も増えてくるとともに氷柱の姿も出てきます☃
そんなわけでアイゼン装着(∩´∀`)∩

 

ーーーーーーー

ハイキングコース後半▼

ハイキングコースは林道から外れて川沿いへと降りていきます🐾
川へ降りたら対岸へ渡りパイプ堰堤の下をくぐります(∩´∀`)∩
まるで要塞の中へ入っていくかのようなワクワクです(*‘∀‘)


パイプ堰堤を抜けると川はカーブ🌊
正面の半ドーム状の岩壁が凄まじいです(‘Д’)
しかしそのまま川沿いに進むと堰堤に阻まれます✖



ルートはパイプ堰堤をくぐってすぐ正面の岩壁の割れ目から続いています🐾
どうやら小さな支流になっているようで、すぐに小さな堰堤が見えてきます👀
しかい堰堤までは行かずその手前で本流沿いに抜けます(=゚ω゚)ノ

この辺り少し分かりにくいですが、よく見ると目印もあるので見落とさないように注意しましょう(=゚ω゚)ノ
本流沿いに抜けたら比較的踏み跡が鮮明なので分かりやすいかと思います👀


この辺は川が細く深く切り込んでいて直接進むのは厳しそうです(´・ω・)
しばらく進むと堰堤の上へでます🐾
ココから川へ降りる所は少し急斜面なので注意しましょう❕



ココまで来るとフカフカの雪が地面を覆っています☃
ココも少し進んで川を直接渡るので注意🌊
対岸側の右岸側へ登っていきますが、登り口が少し分かりにくいので注意して見ておきましょう👀


右岸側に登ってしまうと比較的踏み跡もしっかりしているので分かりやすいかと思います(=゚ω゚)ノ
少し進むと林道へ出ます🐾


林道は下っていくと堰堤に阻まれます✖
ちなみにこの堰堤は雲竜渓谷の降り口にある渓谷までの最後の堰堤になります(=゚ω゚)ノ
林道を登っていくとすぐに雲竜渓谷の降り口へ合流します🐾

 

🏔

 


雲竜渓谷▼



林道を下りきった先には最後の堰堤と渓谷入口、そして目の前に広がる雲竜渓谷が( ゚Д゚)✨

雪だらけですが小休止にはキリの良いところ🐾
前回来た時より気温は少し高めですが雪は確実に多いです(;´Д`)

入口となる階段は雪が深いと非常に危険です⚠
氷瀑で有名な雲竜瀑ですが、この時期はホントに足元は注意が必要です❕

 

ーーーーーーーー

降りた先は川です🌊
ココまで来たら距離的にはあと少し٩( ”ω” )و
しかし気を抜かないように❕
危険がたくさんあります⚠

ハッキリとした踏み跡があり、どうやら先客がいたみたいですね( *´艸`)


所々凝った川も日の出を浴びて流れ始めています💧
大阪住まいの私には新鮮な光景です✨
当然ですが凍った箇所をうかつに踏まないように❕


雪が深いと、そこがホントに踏んでいい箇所かどうかわかりにくいので慎重に進んで行きます(;´・ω・)
渓谷に降りて最初はやや人工感が残りますが、少し進むと幅は狭まり自然の姿になっていきます🌳

 

ーーーーーーー

氷柱・氷壁・氷の神殿▼

ココからが個人的にすごく好きな光景です(∩´∀`)∩
バッキバキに凍った岩壁を横目に進んでいきます🐾
場所によっては滑ります( ゚Д゚)☃



ココで一つ十分に注意しておいてほしいのが、当然ですが殺人級の氷柱がいてることです(;’∀’)

壁に薄く張り付いて手でもぎ取れるくらいのものなら良いですが、数十m頭上に直径数十cmのやつもいたりします⚠
そういった氷柱には絶対に近づかない事❕ましてや下になど行ってはいけません✖



巨大氷柱の落ちてきた残骸▲
美しいですが人が持ち上げられる重さではありません(;´・ω・)
やむを得ず通らなければならない時は、立ち止まらず速やかに🐾

それにしても少し地形が変わったような気が…
多分前回の時から左岸側は少し崩れてますね(;´Д`)

 

🐉

 


雲竜瀑▼

滑らないように足元を見て進んでいると…、
ふと目に映る光景✨▼
岩壁の奥に凍った巨瀑が!!!!( ゚Д゚)




いい感じに凍ってますね(*‘∀‘)✨
拡大してよく見ると氷の上や中で水が流れているのが分かります💦
そしてやはり大きい滝です(‘Д’)
そして濡れたらしばらくすると凍ってきます(;´・ω・)

 

ーーーーーーー

滝正面へ▼


途中吹雪くかな?と思うくらい霧がかって雪も降っていたのですが…、
普通に晴れてきました☀

ちなみにこの最下段の正面右側から上の段へ登ることができます🐾
ただし、けっこう足場が悪く急傾斜なうえ滑落したらまずただでは済まないので十分注意が必要です⚠


 

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滝正面▼



上まで登ってくるとさすがに見える景色の感じも変わってきます( ゚Д゚)
そして間近まで行くと下から見るよりかなりデカいのに驚きます(*‘∀‘)
この段で50mくらいあるかな👀❓



雲竜瀑は氷瀑の中では比較的見に行きやすい部類ですが、それでいてこのクオリティは素晴らしいです(∩´∀`)∩
日に当てられて脆くなった氷柱がバリバリと崩れていきます⚠





滝の正面左側、ちょうど本流との間の部分は登れます🐾
こちら側から、少し高いところから見るとまた違いますね👀
ちなみに本流の渓谷側も見渡せます( ゚Д゚)


:雲竜瀑
:上流側
:下流側


 


 

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迫力度・・・・★★★★☆
幻想度・・・・★★★★☆
清流度・・・・★★★☆☆
到達感・・・・★★★★☆

今回は日が日だけに氷瀑でしたが、おそらく通常でもそこそこ水量もあるかと思います。
100m級の落差は流石に圧倒されます。
長い長い道のりを経てくる価値は十分にあると言えます。
氷柱だけは美しいですが日が当たりだすと本当に怖いので気を付けてください。
いずれ氷瀑以外の状態の異と木にも訪れてみたいと思います。

ちなみに日光東照宮からも近い?です。
参拝ついでに行くにはかなりハードですが…

 

🐉

 


日光の温泉・ホテル▼

雲竜瀑は長い林道歩きを強いられますが、日光東照宮のホントにすぐ横が入り口になるので、降りて来れば徒歩圏内でも宿はありますし、神橋からバスに乗れば1本で日光駅周辺にも奥日光のも行けます🐾
名瀑に温泉ホテルの組み合わせは滝好きにとっては至福ですね( *´艸`)



画像はリンク先からの引用です。時期や提携状況によっては画像の宿がない場合もありますのでご了承ください。

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