南精進ヶ滝(甲斐 国中)

南精進ヶ滝
(みなみしょうじんがたき)

目次
|▶データ
|▶アクセス・行き方
|▶登山道ルート
|▶沢登りルート
|▶南精進ヶ滝
|▶Information

 

データ▼


段瀑
総落差…70m(推)
・釜無川⇒富士川水系
・赤石山脈系
【登山道ルート】
危険
・・★★★☆☆
体力
・・★★★★☆
時間
・・入口から120分程
H29.5.4
R4.11.8

落差や滝種などは完全な憶測である場合もございます。その点はご了承ください。
タイムは基本的に休憩なしのハイペースで進んだ場合に基づいています。


YouTube動画はコチラ(=゚ω゚)ノ🎦

 

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行き方・場所・アクセス▼

山梨県 韮崎市

南精進ヶ滝は赤石山脈 (南アルプス)鳳凰三山の東麓、釜無川支流の小武川ドンドコ沢に掛かります📍

ルートは青木鉱泉からドンドコ沢を逆行し、鳳凰山へ登る登山道になります🐾
なのでまずは国道20号線から青木鉱泉を目指します♨

青木鉱泉へは、北精進ヶ滝分岐からと、国道20号線から山梨県道613号線 (甘利山公園線) に入るルート、桐沢川沿いから、小武川沿いからと、大きく分けて4つのアクセスルートがあります🐾

国道沿いに青木鉱泉の案内などもありますが、いずれもグニャグニャカーブを伴う細い林道で舗装のない箇所もあります🚘

正直案内等もほとんどなく、ややこしい道をひたすら進むことになるので地図とGPS、もしくはカーナビを準備することをおすすめします(=゚ω゚)ノ

 

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公共交通機関は時期限定で芽ヶ岳観光バスJR韮崎駅から青木鉱泉まで出ていますが、本数は少ないです🚍

芽ヶ岳観光バスHP
👉路線バス
・・・(青木鉱泉下車)

 

🏔

 


登山道ルート▼

青木鉱泉と登山道駐車場▼
駐車場は有料になります🅿


駐車場の奥に青木鉱泉、青木鉱泉の横から登山道が伸びています(=゚ω゚)ノ
最初は川沿いへ出てそのまま川沿いに進みます🐾
河にはいくつか堰堤があります🌊

それにしてもこの川沿いは以前来たときは工事中だったのですが…、
かなり変わりましたね(‘Д’)
前来たときはこんな感じだった▼


堰堤も道もまだ未完成ですね👀
今は大きな二段の堰堤が完成しており、全く別の場所の様です( ゚Д゚)

さて、この二段の堰堤を越えたら本格的に登山道です🌳
まだもう少し川沿いに進みます🐾


しばらくしたらチョロチョロと鉱泉らしき水が流れる支流が出てきます👀
これを渡り堰堤の横から続く道を進むと登山道ルート(=゚ω゚)ノ
そのまま川沿いに進むと沢登りルートになります(=゚ω゚)ノ

 

 

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登山道▼

登山道は基本的に一本道で、そんなに迷うところは無いかと思います👀
ですが鬼の登りの連続でとにかく体力がいります🐾
そして先に言っときますがまぁまぁ長いです(;´・ω・)


最初の方は良いのですが、途中から登りがやたらきつくなります🐾
いや、きつくなるというよりは、きつめの登りが続きます(;’∀’)
さすが南アルプス、標高差がすごいんでしょうね(;´Д`)

途中からもう鬼の登りの連続です。
急斜面をジグザグに遊歩道が走ります🌳
ココがめちゃくちゃ長いです💦

川に対してやたら上ります。
そして川から少し離れます(;´・ω・)

 

しばらく進んだところで支流の川に出ます🌊
ここまでかなり登ります🌳
南アルプスは伊達じゃありません🗻

ココから少し進んで登りはだいぶ落ち着きます(;´Д`)

 

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南精進ヶ滝分岐▼


先ほどの川を渡ってしばらく進むと、道が二手に分かれ案内があります(=゚ω゚)ノ
南精進ヶ滝へはまっすぐ進みます🌊
ちなみにさらに登山道を登って行くと、鳳凰滝、白糸滝、五色滝と続きます🐾
そしてここまで来たらもう目の前です٩( ”ω” )و

滝のすぐ前で物凄い崩れ方をしています( ゚Д゚)
とりあえず通行はできるので大丈夫です🐾
そのまま川の方へ進むと南精進ヶ滝が見えてきます👀

 

 


沢登りルート▼

では続いて沢登ルートいってみましょう٩( ”ω” )و
登山道序盤の支流を渡り、そのまま登山道には入らずにドンドコ沢本流沿いに進んで行きます🐾

この先も川には堰堤がいくつか掛かります🌊
赤テープなどはありますが踏み跡はハッキリしておらず不明瞭👀

しばらくそのまま進んだら涸れたルンゼみたいな大きな溝の横に来ます(‘Д’)
このルンゼみたいなやつを渡り川へ入ります🐾
先に言っておきますが川に入ってから先は道はなく完全に沢登りになります🌊


川に入ってからも堰堤がいくつかありますが、どれも越えるのは簡単です(=゚ω゚)ノ
最初の方の堰堤は半分ゴーロに埋もれています(゚Д゚;)
でもこれ半分人口のゴーロじゃないかなぁ👀❓


最後の堰堤は2段構造🌊
ココは直接越えれませんが横に階段?があります(=゚ω゚)ノ
これを越えたらその先は人の手の入っていない領域になります🌳

 

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前衛滝▼


最後の堰堤を越えたらすぐに少し離れてせり立つ両岸と小滝の姿が見ます👀
南精進ヶ滝までは少しまだ距離がありますが事実上の前衛滝になります🌊
右岸を直接越えれそうな感じもしますが、思いのほか傾斜がありグリップや踏み場には乏しく崩れやすいので、やめた方がよいでしょう✖

下流側は広々とした川原で割と遠くまで見晴らせます(∩´∀`)∩
前衛滝のすぐ下流の左岸側 (向かって右側) にガレがあります👀
この前衛滝はこのガレから巻きます🐾




しばらく登ったらガレ場を覆いつくすようなものすごく大きな岩があります( ゚Д゚)
振り返った眺めも最高(*‘∀‘)
特に秋は絶景ですね🍁🍂

この巨大岩の前辺りからやや登り気味に上流側へ進んでいけます🐾
ずいぶん本流より高い所に来た感じですが、すぐに本流も追いついてきます🌊
ちなみに多分そのままガレを進んで行くと登山道へ出ます🌳

 

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巨大ガレ場▼

川が巻き道の高さ辺りまで追いついてくると、川はその先でかなり巨大なガレになっています( ゚Д゚)


ガレの終点は三又の小滝のようになっています🌊
ココが崩れる以前はどんな姿だったのでしょうか(´・ω・)❓
以前、南精進ヶ滝の本来の姿はこのガレ場になっている部分まで合わせて北精進ヶ滝よりも大きかったという話を聞いたような聞いてないような…
確かにココまで南精進ヶ滝の段瀑が続いていたとしたら200m級になりそうです👀

ガレの終点部分は直登は無理そう(;´・ω・)
左岸から越えます🐾
取り付くまでの間の傾斜がかなりきついので注意が必要です⚠


これを越えたらガレの中へ入っていきます🐾
凄まじい光景( ゚Д゚)
ちなみに南精進ヶ滝は正面のガレではなく右川から合流してきます🌊

 

🌊

 


南精進ヶ滝▼

南精進ヶ滝 下段▼

ガレ場を登っていくと姿を現す南精進ヶ滝🌊
ちなみに残念なことに少しねじれた段瀑なため全景を見ることはできなさそうです👀
ココから見えるのは下の3段(´・ω・)





この部分で30mと言ったところかな👀❓
滝壺の色は独特で、少し鉱泉混じり?、北精進ヶ滝の川とそっくりです(´・ω・)
ガレを振り返っても素晴らしい眺め(∩´∀`)∩

 

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下段の巻き▼

上段へ行くにはこの下段を巻き上らねばなりません🐾
左岸側から登りますが、けっこう傾斜はきつく足元も良くないです(;´・ω・)
真横は完全に岩壁なので、その奥から登る感じです(=゚ω゚)ノ


ある程度登ると川の方へ寄れるので寄ります🌊
川へ寄ると下段の真ん中ら辺が見えます( ゚Д゚)
ココも真横は岩壁なのでさらにその横を登ります🐾

秋はこの巻きで葉っぱやひっつきむしまみれになります(;´・ω・)
急傾斜を登りきると下段の落ち口が見えます👀
ココから川へ入ります(=゚ω゚)ノ

段の踊り場は狭く落ち口がすぐ近くです🌊
滑ったら冗談抜きで死ぬ可能性があるので、川へ降りる際は十分注意しましょう⚠
この上は上段と下段のインターバルみたいな感じになっています(=゚ω゚)ノ

ココも引き続き左岸を登ります🐾
ただし、ココは直接岩をよじ登りです(´・ω・)
斜めなうえ滑ったら終わる可能性が高いのでココも十分注意⚠

登った先振り返るとそこには絶景⊂⌒~⊃。Д。)⊃
そして川はグニャリと曲がってすぐに上段を掛けます🌊

 

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南精進ヶ滝 上段▼

登山道から来た場合ココの左岸へ出ます🗻
登山道から滝前には降りれますが少々力づくになります🐾



上段も下段と同じキレイな2段の滝です🌈
この二段でおよそ40mくらい🌊❓

登山道から見た南精進ヶ滝▼(=゚ω゚)ノ
この位置から見てもいい感じです( *´艸`)

 

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春の南精進ヶ滝▼

初めて訪れた時▼
ココまでかなり登ってきた感がありますが、この上流の滝へ行くにはまだまだ登ります(;´・ω・)




 

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迫力度・・・・★★★☆☆
幻想度・・・・★★★☆☆
清流度・・・・★★★☆☆
到達感・・・・★★★☆☆

登山道から見える部分で言えば北精進ヶ滝よりは遥かに小さいですが、到達難易度は遥かに上です。
崖崩れみたいなところにキレイに段になって落ちる様は、ココまでの疲れも水しぶきと一緒にブッ飛ばしてくれます
上を見ても下を見ても高度感があり爽快な滝です。

ココからさらに鬼の登りですが、
鳳凰滝
白糸滝
五色滝
が待っています。
どれも見応えがあるので体力があればぜひ行ってみてください。

 

🐾🐾

 


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