三条の滝
(さんじょうのたき)
・目次
|▶データ・動画
|▶アクセス・行き方
|▶屏風岩
|▶登山道序盤 渋沢分岐
|▶登山道中盤 御池三条の滝分岐
|▶登山道終盤
|▶三条の滝
|▶Information
データ・動画▼
直瀑 落差…100m(公) ・只見川⇒阿賀野川水系 ・尾瀬ヶ原高原系 🏆日本三大名瀑※ 🏆日本の滝百選 🏆日本の秘境100選 |
危険 ・・★★★☆☆ 体力 ・・★★★☆☆ 時間 ・・入口から120分程 |
・撮影時期 R2.10.19 |
※落差や滝種などは完全な憶測である場合もございます。その点はご了承ください。
※タイムは基本的に休憩なしのハイペースで進んだ場合に基づいています。
🔗外部リンク
尾瀬保護財団HP▶https://www.oze-fnd.or.jp/
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行き方・場所・アクセス▼
福島県 南会津郡 桧枝岐村
三条の滝は福島県南西端、ほぼ新潟県との県境に位置します📍
群馬県との県境にある尾瀬ケ原の北側にあり、上流は福島、新潟、群馬の3県の県境にもなります🌊
南会津から新潟長岡までグニャグニャと横断する国道352号線沿いに2箇所程入り口があります(=゚ω゚)ノ
一カ所は大きな駐車場やバス停にロッジなどがある御池、もう一つはそこからもう少し西側へ峠を越えて県境付近にある小沢平で、ココでは小沢平からのルートをとっています🐾
国道352号線へは、会津側からは国道121号線や401号線から、新潟側からは魚沼市街からのアクセスが最寄りになりますが、そこからカーブの多い山道であり距離も長く、挙句には冬季閉鎖があったりと、ぶっちゃげ入り口へ行くまでがなかなか遠くて大変です(;´・ω・)
冬の尾瀬御池▼
ゴールデンウィーク頃ですが、まだ積雪2mくらいありそうです⛄
途中からは山々も真っ白です( ゚Д゚)
大阪と福岡でしか暮らしたことのない私には驚きの光景です👀
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公共交通機関は会津鉄道 会津高原尾瀬口駅から会津バスが出ていますが (6月~10月中旬の間) 、本数はかなり少ないです🚌
日帰りの場合は車がある方が良いでしょう🚘
▶会津鉄道 時刻表
・・・西若松駅~会津高原尾瀬口駅
・・・(会津高原尾瀬口駅下車)
▶会津バスHP
👉路線バス
・・・(尾瀬御池 or 小沢平下車)
❄
屏風岩▼
会津側から尾瀬へ向かう途中には温泉やスキー場やキャンプ場など見どころがたくさんありますが、そのなかでも屏風滝は紅葉の時期にはおすすめなので、ちょっと紹介したいと思います(=゚ω゚)ノ
若干まだ見頃には早かったかな🍂❓
でも蒼く透き通る水と大きな柱状節理、その上に乗っかった色付いた木々は素晴らしい景観です(∩´∀`)∩
ちなみにこの川は三条の滝の掛かる川ではないですよ🌊
小さな川原の公園に正面の屏風岩⛰
その間を流れる清流✨
三条の滝や尾瀬ヶ原の前座としてはもってこいのロケーションです(∩´∀`)∩
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ちなみにこの先がまた紅葉がすごい🍁
早朝、南会津の時点でかなり寒かったのに尾瀬に近付くにつれてまだ気温は落ちていきます🌡
ちょうど屏風岩を過ぎて少しして道はグニャグニャした登り坂になり標高をどんどん上げていきます🌳
登るほどに道路脇は褐色に染まり、気づけば一気に秋の景色🍂
特に御池から小沢平の間の峠を越えるところはヤバめです( ゚Д゚)
🍁🍂
登山道序盤 渋沢分岐▼
小沢平の登山口(=゚ω゚)ノ
駐車場とバス停があります🅿
三条の滝で居合わせた人に聞いて後から知ったのですが、どうやらこのコースは途中の渋沢からは廃道になってたようです(;´・ω・)
やたら道中荒れてるのでおかしいとは思ったのですが…
そんな訳で2020年現在は尾瀬御池からのルートが最短ですが、小沢平ルートより少し時間がかかると思います🐾
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コース序盤▼
まぁそれはさておき、進んで行きましょう🌳
まずは川の方へ下っていきます🐾
すぐに一つ目の支流を越えますが、小さい流れとは言え直接渡るので注意❕
そこから登って降りてもう一つ支流を越えます(=゚ω゚)ノ
しんとした空気感は高原の森を感じさせます🌳
全体的には川に沿った道のりなのですが、若干離れた所を通っているので2つ目の支流を越えた先は流れの音が聞こえず踏み跡だけが頼りになります👀
高原地帯で足元のベチャベチャなところが所々で目立ちます(‘Д’)
登山道は渋沢温泉までは荒れているもののまだマシです🍃
しばらくは静けさの中をひたすら進んで行きます🐾
小さな川を渡る所もあります💧
どこら辺まで進んでいるのか分かりにくく、序盤の正念場と言えるかもしれません🌳
そしてしばらく進んで行くと川の流れが聞こえてきます🌊
川の流れる音が聞こえると何故か少し安心するのは私だけでしょうか(‘ω’)❓
川沿いまで来るともうすぐ渋沢温泉です♨
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渋沢温泉▼
川沿いに出てしばらく進むと、三条の滝の掛かる本流に合流する渋沢へ出ます👀
この川は見ての通りかなり温泉の濃い水質で、白濁した灰色に近い水色が赤茶けた岩に流れます♨
以前はココに橋が架かっていたのか、倒壊した橋のようなものがあります(‘Д’)
昔は温泉もやっていたようで、それがなくなって以来ココにはめっきり人が来なくなり、この先も入道になってしまったようです(´・ω・)
ちなみにこの上流には渋沢大滝が掛かります🌊
♨
登山道中盤 御池三条の滝分岐▼
この先から廃道になっています🍂
帰りによく見ると落ちていましたけどロープが掛かっていました(;´・ω・)
当然道の荒れ具合もココからさらにひどくなります🌳
まず渋沢を渡って最初のとこで道がかなり分かりにくいです👀
本流は渋沢が合流するすぐ上流では瀞気味になっているようです🌊
また機会があれば川沿いにも上ってみたいですね~🐾
少し登った所で看板が倒れています(‘Д’)
道は分岐し、渋沢上流側へはロープでバリケードがされています🐅
折り返して反対側は三条の滝方面、上流の方へと登って行きます🌳
また少し川からは離れます🐾
枯葉は積もり、ここら辺からはよく見てかろうじて踏み跡が分かるレベルに道は不明瞭になります👀
コース中盤、最初は怒涛の登りです(;´Д`)
川から離れるというよりは高度差が大きくなるといった感じかもしれません🏔
かなり足場の悪い登りで、必要以上に疲れます💦
コース全体で言えばココから次のゾーンまでが正念場となるかもしれません(;´・ω・)
怒涛の登りが終わると尾根っぽいとこに出てまたまた倒れた看板👀
そしてココからひどい藪笹ゾーンへ突入します(;´Д`)
高原と言えば良く目にするこの笹ですが、ここら辺はかなり背も高く、おかげで踏み跡は笹が生えてないので道は何となく分かるのですが少々うっとうしいです🍃
⊂⌒~⊃。Д。)⊃
所々で見える色付いた木がキレイですけどね( *´艸`)🍂
しかし物音もしない視界の悪い所というのは少し怖いです(;´・ω・)
藪笹ゾーンは傾斜は緩めなのでサッサと進んで行きましょう🐾
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御池三条の滝分岐▼
しばらくして御池からの道と合流します(‘Д’)
ココにはしっかりロープが掛かっていましたね🐅
行きしなは何のロープかと思いましたが…👀
ココからは現在もハイキングコースになっているので、ずいぶん道も良くなります🌳
と、言ってもこれまでに比べての話ですけど(=゚ω゚)ノ
足元はあまりよくないので注意しましょう❕
🐾🐾
登山道終盤▼
兎田代▼
登山道の合流点まで来たら案内通り三条の滝方面へ٩( ”ω” )و
と進んむとすぐにウサギ田代という湿地帯が出てきます🐰
色付いた湿地帯は空間そのものがオレンジっぽい褐色に染まっているかのような感じです👀
小ぶりな湿地帯ですがとても心地よい景観です(∩´∀`)∩
その先湿地帯の近くというのもあって足場も悪く、そして下り坂になります🐾
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兎田代を過ぎるといよいよラストスパート٩( ”ω” )و
川が近づいて対岸が見えてきます(*‘∀‘)
ここら辺になってくると紅葉もずいぶん本格的になってきます🍂
道は川の方へ下っていきます🐾
結構急な個所もあるので、疲れた足に悪い足場で注意です❕
やがて三条の滝方面と尾瀬ヶ原方面の分岐が出てきます👀
分岐を過ぎたらもう一息です🐾
帰りの事は考えずドンドン下っていきましょう٩( ”ω” )و
🏔
日本の滝百選 三条の滝▼
木の階段が見えてきたらすぐに三条の滝も見えてきます🌊
すでに巨瀑の流れる轟音が響き渡っています👂
ココは観瀑台の手前(=゚ω゚)ノ
10月終わりごろには観瀑台へ降りる補助の鎖が外されてしまうみたいです👀
ギリギリセーフ!!と、言うか狙ってきたのですがw
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観瀑台から▼
急傾斜に建てられた観瀑台(=゚ω゚)ノ
色んな意味で大迫力です( ゚Д゚)
落差水量共にともにすさまじく、轟音をとどろかせながら流れ落ちる様子は流石に見応えがあります(*‘∀‘)✨
対岸の岩壁もスゴイですが紅葉もキレイです(∩´∀`)∩
真っ白な流れの軌跡が豪快さに反してとてもキレイで、落差のとても高い滝を俯瞰した時の特徴ともいえる、ゆっくりな流れが何とも言えぬ良さです(*‘∀‘)
まさにず~~っと眺めていられる光景です✨✨
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この観瀑台、今年いっぱいで取り壊して新しくするんだって…(´・ω・)
不思議な縁ですね~
最後の最後に来れて良かった🐾
ちなみにそのために調査に来ていた業者さんが、観瀑台の撮影のためドローンを使って支柱などを撮っていたようで、嬉しいことにそのついでに撮った三条の滝の正面からの写真を送ってくれました(∩´∀`)∩
これはなかなか貴重ですね✨✨
※ココはドローンの仕様は許可がいります。
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迫力度・・・・★★★★★
幻想度・・・・★★★★☆
清流度・・・・★★★★☆
到達感・・・・★★★☆☆
100m級の高さで川幅いっぱいに轟音を響かせながら流れ落ちる姿は素晴らしい景観で、一度は見たい、また一度は見てほしい眺めです。
巨大な落差と凄まじい水量で有名な三条の滝は、迫力や豪快さだけではなく白くキレイな流れや木々深い澄んだ空気感など、どことなく儚さや美しさも秘めた滝です。
日本の滝百選の中でも到達には少々苦労する部類に入りますが、その甲斐は十分すぎるほどにあるかと思います。
ちなみに上流には▶平滑ノ滝があり、三条の滝分岐からはそれほど遠くないので合わせて見るのがおすすめです(=゚ω゚)ノ
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