茶釜の滝(羽後 八幡平)

茶釜の滝
(ちゃがまのたき)

目次
|▶データ・動画
|▶行き方・場所・アクセス
|▶ルート前半
|▶ルート中盤
|▶ルート後半
|▶茶釜の滝
|▶Information

 

データ・動画▼


段瀑
総落差…100m(公)
・夜明島川⇒米代川水系
・八幡平系
🏆日本の滝百選
危険
・・★★★★☆
体力
・・★★★☆☆
時間
・・入口から100分程

・撮影時期
R2.10.2

落差や滝種などは完全な憶測である場合もございます。その点はご了承ください。
タイムは基本的に休憩なしのハイペースで進んだ場合に基づいています。

🔗外部リンク
秋田県 道路規制情報

 

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行き方・場所・アクセス▼

秋田県 鹿角市

茶釜の滝は秋田県と岩手県の県境にまたがる八幡平の北西に位置します📍

ルートは夜明島川からの逆行ルート大場谷地からの降下ルートの2通りあり、ココでは前者のルートを通ります🐾

夜明島川からの逆行ルートは奈良の双門の滝と愛媛の御来光の滝と共に百選滝の三大難関コースと言われており、危険を伴う事はしっかり承知しておいてください⚠

 

まずは国道282号線国道341号線から秋田県道191号線 (根瀬尾去沢線) に入ります🛣

県道191号線からさらに夜明島川沿いの農道及び林道へ入りますが、案内も何もないのでココは地図を確認しながら進みます📖

この日は国道282号線、陸中大里駅の横から県道191号線に入り、しばらく南下し浦田で斜めに分岐する道から農道へ🛣

東北自動車道鹿角八幡平I.Cで降りると国道282号線、陸中大里駅の北側に出るのでこのルートが最短だと思います🚘

 

夜明島川と農道の間には田畑が広がり、上流側には山々がそびえる爽快な景色です🌾⛰

途中で農道はカーブし、そこで夜明島川沿いに山手の方へ夜明島林道が伸びているので、そちらへ入ります🌳

林道に入るとすぐに路面舗装は無くなり、非常に細くて路面の悪い悪路を10数kmにわたり走ることになるので覚悟しておきましょう(;´・ω・)

工事車両の往来もあり、すれ違える場所も少なく、泥濘や凹凸も多く、この時点ですでにある意味難関と言えます💧

やがて明らかに林道の荒れ方が変り、車両は立ち入る事すらできない領域に来ますが、そこまで来れば入口もすぐ近くです🌳

その手前に少し林道が広めになって転回できそうな所があるので、そこから歩くのが良いかと思います🐾

 

ちなみにもう一つのルートの入口である大場谷地は国道341線沿いにあります🛣
ただよく見ておかないと見過ぎしてしまうので注意しましょう👀

 

🌾🌾

 


ルート前半▼


どろっどろ(;´・ω・)
途中でものっっスゴイ泥濘があり一瞬でこのざま…💧

まぁ帰ってキレイにしよ💦
というわけで気を取り直して進んで行きましょう٩( ”ω” )و


林道は最終的に幅の半分以上が陥没した箇所がありジエンド(;´・ω・)
しかし入り口はすぐそこです(=゚ω゚)ノ

手入れがされておらず草ボーボーですが、開けていて看板が立っているので入り口はすぐ分かります👀
入口を過ぎると川沿いに進んで行きます🐾


何度か川を渡り進んで行くと次第に両岸が切り立ってきます(‘Д’)
そしてその先で泊滝が出てきます🌊

 

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泊滝▼



倒木がワサワサ積み重なった先に泊滝が見えています👀
夜明島渓谷の門番的存在です🌊
右岸側 (向かって左側) の岩壁 (多分これが千丈幕) にはほのかに色付いた木々の姿も見えます🍂

落差は15mくらいかな👀❓
突き出すような岩壁に勢いのある流れで迫力があります( ゚Д゚)






 

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泊滝は直接越えるのは無理です✖
道は泊滝の少し手前の左岸側 (上流に向かって右側) から伸びています🌳

基本的に道はちゃんとあるのですが、不明瞭です🌳
踏み跡をしっかり見ることと、赤テープがあるのでよく探しましょう👀

徐々に高度を上げて泊滝を巻いて行きます🐾

 

泊滝の上を過ぎたところでハシゴ(‘Д’)
ココで川を渡ります(=゚ω゚)ノ


泊滝の落ち口▲
上流側▼
おそらくこの奥にあるのがモッコ滝🌊
水に浸からないといけないかも…

ココは両岸切り立っています⛰
川を渡ったら今度はハシゴを登ります🐾
ほとんど垂直なので気を付けて登りましょう⚠



ハシゴを登った先も道がかなり細いので気を抜かないように❕
ここら辺はもし滑落したらかなりヤバいです(´・ω・)

これを抜けるとまた少し平坦な河原を進んで行きます🐾
ここら辺も岩壁と木々がいい感じです(∩´∀`)∩

 

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跳ね滝▼

平坦な川原に出たと思ったらまたすぐに滝が出てきます🌊
川がカーブしたその先にあるこの滝は多分跳ね滝👀





まるで急なスライダープールのような流れです🌊
いかにも岩を削ってます感があります( *´艸`)
この滝も水量は多くそこそこ高さもあります(‘Д’)

 

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振り返っても素晴らしい眺め(∩´∀`)∩
この滝も左岸側に登り口があります🐾
川がカーブする少し手前から登って行きます🌳


この辺も滝だけではなく当たりの岩壁も見ものです(∩´∀`)∩
木々の合間から見える岩々はなかなか見もの✨
ただちゃんと前と足元は見ておきましょうね👀
滝の落ち口に出る辺りは少々危険です⚠

 

🐾🐾

 


ルート中盤▼


跳ね滝の落ち口とその正面の岩山▲
さて上流の方へ進んで行きます🐾
中盤はそれほど急な登りはありませんが距離があります🌊

 

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夫婦滝▼

少しして夫婦滝が出てきます🌊
跳ね滝を過ぎると茶釜の滝まで名前はあれどそんな大きな滝は出てきません👀
しばらくは川沿いになだらかに登って行く感じです🌳

 

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夫婦滝を巻いてさらに上流へ🐾
しばらく似たような感じの所が続きます🍃
途中のブロックみたいな岩壁が印象的👀

 

しばらく進むと少し河原が開けた所に出ます👀
この辺は傾斜もなだらかで歩きやすいです🐾


その先で左岸側が崩れた跡になっています(‘Д’)
それを過ぎるとまた徐々に左岸側は迫ってきます⛰
平坦ですが景観に変化があります🏞



帽子をかぶったみたいに上に木々が茂った大きな岩( *´艸`)
この先にクグリの滝があります🌊

 

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胎内クグリ▼


ゴロゴロと大きな岩が重なり合っています👀
この岩は合間に入っていくことができます(=゚ω゚)ノ
通り抜けはできません✖

多分これが胎内クグリ(=゚ω゚)ノ
この奥にあるのがクグリの滝だと思います💡
岩の中から岩間を縫う流れが見えます🌊

 

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岩間から出て下流を振り返るとこれまた良い景色🌳
ココは胎内クグリの入口の横から登って行きます🐾
途中で見えるのが多分クグリの滝でしょう👀
この辺は足場が悪いので注意しましょう⚠

 

クグリの滝を巻いて河原へ出るとまたなだらかな登りです🐾
少しして支流から合流する白布の滝が出てきます(=゚ω゚)ノ

 

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白布の滝▼

この滝は本流ではなく支流なので巻きません🌊
前を通り過ぎます🐾

 

🌊

 


ルート後半▼

いよいよコースも終わりがちらついてきます👀
白布の滝を過ぎて少しすると急激に両岸切り立ってきます( ゚Д゚)
特に左岸側 (向かって右側) の柱状節理はスゴイです(∩´∀`)∩




これまでの足場と違い一気に岩の足場へと変わります🐾
足元の滑りやすさの種類が変わってくるので気を付けましょう(=゚ω゚)ノ
景観の派手さがもろに出てくるのでとても楽しいです(∩´∀`)∩

 

あれよあれよという間に両岸切り立ったかと思ったら、今度は正面にもすごい岩山が見えてきました( ゚Д゚)
大滝の予感がしてきますね( *´艸`)




この辺りになると左岸の柱状節理は垂直を通り越して、まさに覆いかぶさる勢いで張り出してきます(‘Д’)

正面に見えた岩山が目の前まで来ると、川が枝分かれします🌊
小さく看板が立っていますが、まっすぐ登って行くと白雲の滝と大場谷地の方へ登って行き、右の方へ入ると茶釜の滝です(=゚ω゚)ノ

 

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この川の分岐の名所はホントに絶景ですね(*‘∀‘)
ツヅラ岩、八重屏風、万丈幕、七飯屏風と、それぞれ名前が付いているようですが、いったいどれがどれなのかな👀❓
右に入り少し行くと茶釜の滝が見えてきます🌊



 

🍁🍂

 


日本の滝百選 茶釜の滝▼

茶釜の滝の一番下が見えてきました(*‘∀‘)
茶釜の滝は3段構成で、下から「茶釜の滝」、「銀線の滝」、「雲上の滝」とそれぞれ名前が付いているそうです📚

茶釜の滝の横からハシゴを登ってラストスパート٩( ”ω” )و
ハシゴは何かクネクネしててまぁまぁ怖いです(;´・ω・)
滝は段ごとに複雑に折れ曲がり、3段ともまとめて一望するのは無理そうです🌊

 

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雲上の滝▼


さあメインの雲上の滝が見えてきましたよ~(*‘∀‘)
木々の葉も色付き始めていい感じです🍂
茶釜の滝と言えば良く見る写真はコレですね(∩´∀`)∩




高さがあるうえに足場がかなり限定されるので撮影は慎重に(=゚ω゚)ノ
滝壺まで降りるのはフリーでは不可能でしょう(;´・ω・)
かなり広角なレンズでないと全景写すのは難しいかも📷

下の方でうっすらと枝分かれする特徴的なフォルム🌊
美しい流線はいつまでも見ていられそうな魅力です( ゚Д゚)




 

どうやら運よく水量も多めのようです🌊
見事な美しさです✨
ちょっと苦労しますがその甲斐大アリですね(∩´∀`)∩

 

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迫力度・・・・★★★★☆
幻想度・・・・★★★★☆
清流度・・・・★★★☆☆
到達感・・・・★★★★☆

沢山の滝が掛かり、凄まじい岩壁もあり、見どころとなる場面が多い夜明島渓谷にあって、その最奥で圧倒的な存在感を放つ茶釜の滝。
岩を削りながら一筋の軌跡で落ちながら最後に薄く枝分かれし、直線と曲線が絶妙に混ざり合う美しいフォルムで優雅に流れる雲上の滝の姿はまるで女神のようです。

細く路面の悪い林道の運転、不明瞭で足場の悪い山道、川の直接渡歩、滑りやすい岩場と、悪路を辿り進む価値のある極めて素晴らしい名瀑でしょう。

 

 


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