大丹倉 左俣奥の滝
(おおにくら さまたおくのたき)
・目次
|▶データ
|▶行き方・場所・アクセス
|▶ルート
|▶正規ルート?
|▶大丹倉左俣奥の滝
|▶Information
データ▼
直瀑、半直下型 落差…40m(推) ・北山川⇒熊野川水系 ・大丹倉系 |
危険 ・・★★★★☆ 体力 ・・★★★☆☆ 時間 ・・入口から50分程 |
・撮影時期 R5.5.2 |
※落差や滝種などは完全な憶測である場合もございます。その点はご了承ください。
※タイムは基本的に休憩なしのハイペースで進んだ場合に基づいています。
🔗外部リンク 大峰や高台は険悪な立地なため自然災害も多いので、道路交通情報は見ておいた方が良いでしょう🚘
▶和歌山県 道路規制情報
▶和歌山・奈良・三重 合同道路規制情報
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行き方・場所・アクセス▼
三重県 熊野市
大丹倉の滝はその名の通り、三重県熊野市にある大丹倉と呼ばれる大岩山に掛かる滝で、大きな滝が3つあります📍
ココで紹介するのは左俣の奥の大滝で、3つある大滝のうち唯一展望所からその姿が見えていない滝です🌊
国道169号線から国道311号線を熊野市を横断するように結ぶ三重県道52号線 (御浜北山線) 沿いに大丹倉があり、展望所の少し下流から左俣の谷へ入ることができます(=゚ω゚)ノ
ちなみにココでは主に左俣手前の滝からのルートを見ていきますが、ルンゼに沿って行くルートも少しだけ触れたいと思います👀
🐸
ルート▼
県道52号線沿いの大丹倉展望所▼
いかにも修験の聖地と言った眺め(∩´∀`)∩
左俣手前の滝と右俣の滝はココから頭の方だけ見えています🌊
そこから下流側へ下ること2本目の川が左俣の川🌊
両岸とも登り口があります👀
どちらからでもアプローチ可能ですが、結果としては手前の滝は右岸 (向かって左) 、奥の滝は左岸 (向かって右) の方が若干進みやすいです🐾
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左俣手前の滝▼
展望所からも見えているのがこの左俣手前の滝🌊
このページでは主にココから奥の滝へのルートを紹介します👀
手前の滝の詳細は▶大丹倉左俣手前の滝を参照してください(=゚ω゚)ノ
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右岸側は無理▼
さて、当然この上流へ行くには手前の滝を巻く必要があります(;´・ω・)
ざっと見渡した感じでは左岸側の方が無理ゲー感があります👀
しかし、結果的には左岸から巻きます🐾
ちなみに右岸側はと言うと、、
途中で振り返って見る手前の滝がキレイです(*‘∀‘)
そのままある程度は順調に進めるのですが…、
滝中腹辺りから岩壁が二重三重に立ちはだかります(‘Д’)
滝の横ら辺など2カ所ほど這いつくばってギリギリ登れそうな箇所もあるのですが、その上がどうなっているか分からない以上、引き返しを考えるとかなりリスクが高いです🌳
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左岸巻き▼
と言うわけで、気を取り直して左岸側を模索します(=゚ω゚)ノ
左岸側は滝の周辺は完全に岩壁状態で手が付けられず、仕方ないので川沿いに岩壁が途切れるところを探して下ります🐾
ある程度下ったところで、少し開けた感じのとこで岩壁が途切れます(‘Д’)
ちょうど右岸側から登ってきた時の小滝の前の窪みの行き止まりの上流あたりでしょうか👀
ちなみに入口で左岸側の階段から登ってきた場合、道はないですが力づくで進んでくるとココら辺に出ます🐾
ココから左岸の岩壁の上へと入ります(=゚ω゚)ノ
ただ、当然すさまじい急傾斜、一筋縄ではいきません🐾
なるべく川から離れないよう川沿いを登るも、そうはいかない箇所もあり、一旦少し奥から登ってまた川沿いへ、というのを2、3回やってるうちに予想通り完全に川沿いが無理になってきます(´・ω・)
と言うわけで進めないものは仕方ないので、その都度奥から登れそうなとこを探して登ります🐾
もはやどこを通ったかハッキリと説明できない感じになりますが、そこはご勘弁を💦
ちなみになんせ急傾斜なもんで、自分の行く先に岩壁があるのも見えます(‘Д’)
手前の滝の頭より高くなると本格的に川へは寄れなくなってきます✖
上の岩壁▲が尾根に出るまでの間で川に寄れる最後のポイントですが…、
岩壁沿いに奥へ進み、大きな割れ目みたいになった所から上に登り、そこから川の方へ寄ってみますが、、
結果的には恐怖と不安しか残らず(;´・ω・)
進むにはリスクが高すぎます✖
もうこの時点で手前の滝の落ち口よりずいぶん高い(´・ω・)
滑落すれば地面にぶつかる前にショック死しそうなレベル👼
とりあえず岩壁の割れ目の下まで引き返し、登れそうな所まで岩壁沿いに進みます🐾
不幸中の幸いか、岩壁は基本的にどれも長くは続いておらず少し進むと一旦は途切れて何とか登っていける感じになっています( ゚Д゚)
ただし、一瞬のミスが命取りになるような箇所ばかりなので気を抜かないように⚠
そんな感じで岩壁の巻きを繰り返していきます🐾
目の前に岩壁が出てくるたびに「またか…」と少しうんざりしてきますが、まぁ永遠に続くわけではありません(=゚ω゚)ノ
コレ▼が最後の岩壁だったかな👀❓
実際に行ってからこのページを作るまでに少し時間が空いてしまったのでややうろ覚えですが、この辺りかコレを越えたあたりで川の方へ寄っていきます🐾
と言うか川の方もこっちに寄ってきていますが、とにかく川側に少し進むと尾根になった所に出ます(=゚ω゚)ノ
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尾根から川へ▼
まずはこの尾根に出ることが第一ポイントとなります📍
ちなみに今来たルートは危険度★★★★★Lv5で、後述しますがこれよりもう少し安全なルンゼルートがあります(=゚ω゚)ノ
尾根からは木々に隠れて大丹倉本体は見えませんが、反対側の右俣へ続く岩壁が見えます( ゚Д゚)
しかしそんな事よりも、ずいぶんと登ってきましたが「ひょっとして奥の滝越えちゃったんじゃないの?」と思って地図を確認👀
なんとまぁ、まだ到達すらしていないではないかと少しホッとするも、果たしてここから川に降りることはできるのかという不安も残ります🐾
それにしても遠目には壁みたいに見えても、こうして中に入ると幾度となく凹凸を繰り返しているのですねぇ(´・ω・)
と言うわけで、一休みしたらとりあえず先へ進みましょう٩( ”ω” )و
なんか微妙に尾根沿いに登っていけそうな感じになってはいますが、それよりも少し川側をせこく進みつつ下れそうなタイミングを見計らいます🐾
川側では下の方から流れの音も聞こえていますが、滑り落ちたらヤバいです👂
あれ( ゚Д゚)!?
地図上ではもう少し距離があると思っていたのですが、少し入り込んだら大滝の姿が見えてきましたよ(∩´∀`)∩
しかも思ったより川へはすんなり降りれそうな感じ🌊
手前の滝より上流も急傾斜で一気に高度を上げてきたようで、下流側はいかにも険相が漂っています👀
🐾🐾
正規ルート?▼
帰りの際にもう少し安全に降りれないかと模索していたところ、上記のルートよりもう少し奥にルンゼを発見(*‘∀‘)
こちらの方がはるかに登りやすいです🐾
先述しましたが、入口で左岸側の階段から力づくで進むと左岸側の岩壁の途切れるところへ出ます(=゚ω゚)ノ
まぁ、左岸側から登ってくると最初に川に入れるポイントもココになります🌊
上記のルートではココから川沿いに登り始めますが、そのまま奥の方へ進んで行くとルンゼに出ます👀
ルンゼの周辺まで行くと踏み跡らしきものもあるのですが、最初の方は半ば力づくで進む感じになります🐾
ルンゼも結構急傾斜ですがそのまま登っていきます(=゚ω゚)ノ
下流側は多分崖になってるか途中で途切れてるっぽいです👀
ちなみにルンゼは登り切ったら尾根から奥に入り込んで行ったところに出ると思われますが、なんせ帰りに途中からルンゼに合流したので定かではありません(´・ω・)
大丹倉左俣奥の滝▼
そんなわけで奥の滝に到着(∩´∀`)∩
手前の滝と形が何となく似ていますが、こちらの方が一回りデカいです🌊
そして岩壁の角度もきついのか、裏見とまではいきませんが半直下型の形状👀
それにしてもこの日は水量がしっかりしていて見ごたえがあります(*‘∀‘)
流れ方が急なので水しぶきもすごい(∩´∀`)∩
しかも快晴と言う抜群のロケーション☀
ちなみに滝前からは大丹倉は見えないのですが、右岸側を少し登っていくと木々の合間からその姿を見ることができます( ゚Д゚)
真横から見るとまた違いますね👀
大丹倉の「丹」、赤い部分がハッキリと見えます( *´艸`)
右岸側から見ると直下型感が増します🌊💦
こうして見ると滝身も案外太いです(‘Д’)
直下の付きで対話とそこに掛かる虹もいい感じですねぇ🌈
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迫力度・・・・★★★☆☆
幻想度・・・・★★★★☆
清流度・・・・★★★☆☆
到達感・・・・★★★★☆
修験の聖地、大丹倉の3つの大滝の中で最も到達が難しく、唯一展望所から姿を見ることができない左俣奥の滝。
その姿も景観も爽快そのもので、悪路を押してでも見る価値のある素晴らしい存在と言えるでしょう。
大丹倉を中腹で真横から見れるのもよいですね。
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