岩屋谷 雌滝
(いわやだに めたき)
・目次
|▶行き方・場所・アクセス
|▶ルート
|▶岩屋谷 雌滝
|▶Information
種類 ・・直下型、分岐瀑 水系 ・・北山川⇒熊野川 落差 ・・70m(推) |
危険 ・・★★★★★ 体力 ・・★★★★☆ 時間 ・・入渓から240分程(沢登) |
【🚘】【💧必】 | 【🍃夏】R1.8.4 |
※落差や滝種などは完全な憶測である場合もございます。その点はご了承ください。
※タイムは基本的に休憩なしのハイペースで進んだ場合に基づいています。
🔗外部リンク
大峰や高台は険悪な立地なため自然災害も多いので、道路交通情報は見ておいた方が良いでしょう🚘
▶奈良県 道路規制情報
▶和歌山・奈良・三重 合同道路規制情報
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行き方・場所・アクセス▼
奈良県 吉野郡 上北山村
奈良県南部、吉野の主要道路国道169号線を上北山村役場のある集落の南側、池原ダムが始まりだして少し南側の橋の横から白川又林道へ入ります(=゚ω゚)ノ
細い林道をしばらく進み、岩屋谷に掛かる橋を越えたところの分岐を左へ、岩屋谷沿いの林道を終点まで行った所から入渓することができます🐾
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ルート的には、川を直接登る沢登りルートの他、水尻から遊歩道及び稜線を通り雄滝手前から下る陸路ルートがありますが、どちらも非常に危険が伴います⚠
岩屋谷雌滝は岩屋谷子滝(仮)の上流にあり、ココでは子滝から雌滝までの沢登りルートを紹介したいと思います🌳
岩屋谷までの詳しいアクセス、入渓から岩屋谷子滝までの沢登りルートは▶岩屋谷子滝を参照してください。
また、陸路については▶岩屋谷雄滝を参照してください。
ルート▼
岩屋谷子滝越え▼
日の当たるよ頃に爽快に落ちる岩屋谷子滝は推定45mくらいあります🌊
まずこいつを越える必要がありますが、大変です(=゚ω゚)ノ
前回来た時は右岸 (向かって左側) から無理やり巻き上がりましたが、今考えればこれはかなり危険で無謀です⚠
現に今回は途中で足場が崩れて滑落し、死にかけました💀
ホントに生まれて初めて死んだと思いましたが、奇跡的に落ち方と落ちた場所が良く助りました⊂⌒~⊃。Д。)⊃
実際右岸側を見れば何となく行けそうな感じはするのですが、途中まで登った所でどうしても詰まります✖
ココはホントに危険で、登り過ぎると引き返すことも困難になるので手は出さないようにしましょう❕
今回は滑落して血だらけで足を引きずりながらも骨は大丈夫そうだったため、諦めの悪いワタシは別ルートを発見👀✨
まずは少し引き返します🐾
岩屋谷子滝の手前の小っこい滝、そしてさらにその前の小滝の上あたりから右岸 (向かって左側) を登っていけるので、そこから大きく巻き上がります🌳
途中足場が悪いところや垂直に近いところもあり、どちらにしても非常に危険ですが、ケガをした状態でも行けたので、前回よりはまだ安全です⚠
岩屋谷子滝を越えて少し上流へ進んだあたりから川の方へ降りていきます🐾
とにかく最後まで気を抜かないようにしましょう❕
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ココからさらに山は深くなっていきます🌳
岩屋谷子滝を越えた先はまたしばらくきれいな川原をグイグイ進んで行きます🐾
序盤はわりと快適に進めます(∩´∀`)∩
途中から傾斜がやや強まってきて険悪な表情へと徐々に変わってきます(´・ω・)
まあなんせちょっとした巻きが必要な小滝もあり、直登するにもやや危険な所も出てきます👀
小滝や渓流もこの辺りからは見ものと言える景観を創っている箇所も見られます🌳
場所によってはすごく絵になるので、時間に余裕がありそうなら足を止めて写真を撮るのも良さそうです⊂⌒~⊃。Д。)⊃
この辺りまでは岩屋谷子滝までのルートよりは全体的に難易度が少しだけ上がる程度で、基本的にグイグイ進んで来られると思います🐾
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ココからは岩屋谷雌滝までの道のりの、そしてこの岩屋谷全体の中でも正念場となります(。-`ω-)
川幅は狭まり両岸は狭まり傾斜も一気に増します💦
おそらく岩屋谷逆行の中でも最も危険で、ルートも不明瞭な個所です( ゚Д゚)
写真の滝▼からは川を直登していくのは基本的にしばらく不可能となり、ずっと右岸 (向かって左側) を巻いていきます🐾🌳
この滝を越えてからも所々に川に降りれそうな箇所もあるのですが、ココから先は十数mクラスの滝が行く手を阻み、どの道巻き上がりを余儀なくされます(´・ω・)
川から目線を上げれば荘厳な岩壁が目に映ります👀✨
右側に険相な滝を見ながら、途中川よりだいぶ上の方を進む箇所も出てきます🌳
これまでと違い、危険度は一気に増すので慎重に⚠
やはりどう見ても川を直登するのは無理でしょうね~(;´Д`)
写真の滝▲が見えてきたら、岩屋谷雌滝までのラストスパートです٩( ”ω” )و
ココまで来るのも基本的に右岸を進んできますが、そのまま右岸から巻いていきます (と言うか、この辺は多分川に降りること自体かなり難い…) 🌳
ココを越えると上方奥の方に素晴らしい光景が映ります( ゚Д゚)✨
ちなみに前回来た時は多分もっと上の方まで巻き上がっていたのか、この光景は見ていません(;´・ω・)
その代わり、一歩間違ったら川へ滑落しそうな恐怖の岩のトンネルをくぐっていったのを鮮明に覚えています(;´Д`)。
どんな感じかは行った人には分かると思います( *´艸`)
今回はココから一旦また河原側へ降ります🐾
岩壁に隔てられ、川の流れは奥の方にほとんどあるため、降りた先の手前側はほぼ水が流れてないですし、崖の中間地点です(;´Д`)
ココから上流側に向かって、狭い岩の合間を手足を突っ張ったりしながらよじ登っていきます🐾
この辺りの岩々は見もので、コース内容的にも面白いポイントですが、危険も伴うので気を抜かないように⚠
ある程度登った所で、岩壁に隔てられて見えなかった川の流れが見える箇所もありますが、そのまま岩の合間の弱点を縫って登っていきます💦
やがて、最後まで登り切れるのかと不安な岩間登りも終わりを迎えます(=゚ω゚)ノ
垂直に近い登りも落ち着き、長かった道のりも一旦一区切り迎えます🌳
切り立った岩々から開けた空間へと抜けだし、岩屋谷雌滝が目の前に現れます🌊
沢登りルートでは、この岩屋谷子滝から岩屋谷雌滝までが時間的にも掛かり、危険個所も多く、そして核心部分とも言えます🌳
特に後半戦は危険度も非常に高まる分だけ素晴らしい渓谷を見ることができます🌊🍃
岩屋谷 雌滝▼
いやしかしでかいです( ゚Д゚)❕
落差70mも確かにびっくり大きいですが、横幅があります🌊
そして何よりストーンと落ちる直下型の直瀑です(‘ω’)
大きさや形、いろんな素晴らしい要素が揃っています✨
そりゃ岩屋谷子滝、霞むわ…(´・ω・)
へとへとに疲れたところになのでよけいでかく見えます👀
落石も結構痕跡があるので、あんまり滝の直下にいすぎると危険そうです⚠
雌滝の滝前は、ここへ到達するまでの傾斜のきついゴツゴツした岩々の目立つ道中からは想像できないくらい広々とした心地よい空間で、まるでココだけ計算されて造られたかのように台のようになっています👀
ストーンと幅広く落ちる雌滝は、ある意味この上流にある落差も倍近くある雄滝よりも豪快に見えます🌊
どの角度から見ても非常に絵になります✨✨
右岸側 (向かって左側) から見ると遠くの景色も一緒に見えます(∩´∀`)∩
ちなみに雄滝へは右岸の奥の方から登っていきます🐾
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迫力度・・・・★★★★★
幻想度・・・・★★★★☆
清流度・・・・★★★★☆
到達感・・・・★★★★★
正直、到達はかなり危険で困難を極めます。
しかし極めて素晴らしい見ごたえのある滝です。
豪快さでは上流の雄滝に引けを取らないどころかこちらの方が上かもしれません。
この岩屋谷の雄滝と雌滝を夫婦に例えるなら、加賀百万石の前田利家様とおまつ様といったところでしょうか?w
豪傑を支える女傑と言った感じかもしれませんね。
ココまででも有数の秘境・景勝と言えますが、さらにこの上で雄滝が待ち構えています。
この岩屋谷自体が極めて素晴らしい渓谷と言えます。
▶岩屋谷雄滝へ進む |
▶岩屋谷子滝へ戻る |
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